暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第56話 氷点下の決戦、三つ巴の戦い!
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スさんとルフェイが滅びの魔力や炎で攻撃を仕掛けるが、昆虫はそれらをすべてかわして二人の腕や足を切り裂いた。


「きゃあ!?」
「部長!ルフェイちゃん!コイツ!」


 祐斗が聖魔刀で攻撃するが、それすらもかわしてしまった。


(バカな!?祐斗の攻撃を回避するとはどんな速度をしているんだ、あのクワガタ!)


 攻撃をかわした一体の昆虫が祐斗の右腕にくっついた、そして大きな顎で祐斗の右腕を切断してしまう。


「ぐわあぁぁぁ!?」
「祐斗ォォォ!!」



 俺はナイフで昆虫を攻撃するが、やはりかわされてしまう。昆虫は俺の腹に顎を突き立てるとそのまま体の中に侵入しようとする。


「捕まえたぜ……!」


 だが俺は逆にそれを利用して筋肉で昆虫を捕まえた。そして指で掴み昆虫を引きずり出してフォークで串刺しにする。


「バラバラになりやがれ!」


 俺はナイフを放ち昆虫を跡形も残さずにバラバラに切り裂いた。


「アーシア!」
「任せてください!」


 祐斗の腕を回復させるアーシア、だがこいつら中々に手ごわいな……!


「喰らえ、アイスガン!」


 ルイ達は冷気を弾にして発射する武器で昆虫を攻撃するが、硬い外殻に弾かれてしまい効果がない。


「こいつら……銃が効かないのか!?」
「どいていろ、シン!」


 マッチはシンに攻撃をしようとした昆虫を刀の鞘で弾き飛ばした。


「こいつらは外殻が硬い、関節部を狙うんだ」


 マッチはふらふらとよろめいていた昆虫の関節部に刀を突き刺した。


「目打ち『一輪刺し』……!」


 そして昆虫を突き刺したまま刀を一回転させると、見事昆虫を一刀両断していた。


「回転、『かぶと割り』!!」
「やった……!」


 だがマッチに斬られた昆虫は空中で体を動かすと再びシンに襲い掛かった。


「何だと!?」
「7連!釘パンチ!!」


 だがそこに俺が乱入して7連で昆虫を木っ端微塵にする。


「す、すまないイッセー。助かった……」
「マッチ、そいつら昆虫には神経節という小型の脳を体の各部に持っている。真っ二つにしたくらいじゃ平気で動いてくるぞ」
 

 しかしどうしてこんな極寒の地に昆虫がいるんだ?ツンドラドラゴンの頭にもいたが、もしかするとこの大陸の気候に適応した昆虫なのか?それにしては数が少ないが……


「虫の繁殖率はハンパじゃない、もしこの大陸に適応しているタイプならもっといるはずだ。そうなるとこいつらは外から誰かが持ち込んだ……ッ!?」


 俺はツンドラドラゴンのメスの死体で感じた得体のしれない気配を感じて振り返った
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