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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第56話 氷点下の決戦、三つ巴の戦い!
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おうか」
「了解です」
ぐっ、スープが少ない可能性がある以上こいつらを先に行かせるわけにはいかないぞ!
「リアスさん、皆!グルメショーウインドーはもう死にかけている!一見綺麗なこの氷柱だが、中にある食材がやせ細っている。つまり十分なダシが出ていない可能性がある!」
「な、なんですって!?」
「スープが少量しかないのなら、こいつらに渡すわけにはいかない!俺がこいつらを押さえるから皆はスープを入手しに向かってくれ!」
「分かったわ、イッセー。皆、行くわよ!」
リアスさん達は状況を理解して地下に向かおうとする。
「バリー、ボギー。あの小娘達を消しな」
「はっ!」
「させるかよ!」
「君の相手はボクだよ、美食屋イッセー」
巨体の男達がリアスさん達の方に向かおうとしたので、俺はそれを食い止めようとする。だが虫使いの男が放った昆虫たちに阻まれてしまい奴らはリアスさん達の元に行こうとした。
「しまった……!」
「させません!」
「はあぁぁっ!」
だがそこに小猫ちゃんが現れてグルメSPの男を蹴り飛ばし、祐斗が巨体の男に牙突を喰らわせて後退させた。
「なんだ?てめぇら?」
「お前たちの相手は僕達だ」
「皆は先に行ってください!」
「小猫、祐斗……!?」
無茶だ、二人も強くなったがあの二人はかなりの強者だ。勝ち目は薄いぞ!だが俺は目の前の男に集中しなくちゃならないし二人のフォローは出来そうもない。どうすれば……
「ならボク達も参加させてもらおうかな」
「ああ、ゴミ掃除は得意なんでな」
小猫ちゃんの隣に滝丸が、祐斗の隣にマッチが並んだ。
「滝丸!?マッチ!?どうして……?」
「お前らには色々と世話になったからな。それにこいつらにスープを渡すわけにはいかねぇ」
「ええ、ここは協力してこいつらを一掃しましょう」
二人が参戦してくれた事で小猫ちゃん達も勝率は上がった。だがそれでもまだ低いくらいだ。
「じゃあ私達も……!」
「部長は先を進んでください。美食會の他のメンバーが来ていないと言う保証はないですからね」
「それに僕達が最悪全滅しても、部長たちが先に行っていれば時間は稼げます。まあ死ぬつもりはありませんよ。だから安心してください」
「祐斗、小猫……」
二人はそこまでの覚悟を持ってここに来たのか……それに二人の言う事も一理ある。目の前にいる三人以外にもまだ美食會の連中がいる可能性はある、ここで戦えるメンバーが全員残ってしまったらいざという時何もできない。故に少数で別れるのが最善のやり方だ。
「副組長!俺達も……!」
「お前らはリアス達を援護しろ。ここは俺がやる」
「で、で
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