第七千七百八十四話 木馬はなかった
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第七千七百八十四話 木馬はなかった
日本はトルコに案内されてトロイの古代遺跡を観ました、そこで日本は入り口の木馬を振り返ってトルコに言いました。
「この遺跡のシンボルですが」
「神話でも出て来たよな」
「はい、最後の戦いで」
オデュッセウスという英雄の知略によるものです。
「トロイアの街に木馬を送り」
「中に兵隊さんを入れておいてな」
「そこで勝敗を決しましたね」
「あの話で一番有名な話だな」
「そうですね、ですが」
ここでさらに言う日本でした。
「木馬自体は発掘されていないですね」
「実際に使われていてもな」
「はい、木は石と違って」
「残らないことが多いからな」
「木簡等は残っていたりしますが」
「流石に神話の頃になるとな」
「木が残っていることはあまり」
「だからでい、これは模型でい」
「中にも入られますね」
ここで日本はトルコと一緒にその中に入ってもみました、そして神話のことにも想いを馳せるのでした。
第七千七百八十四話 完
2019・5・25
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