ちょっと変わったお姉さんが少年と旅行に行くお話
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に落ちた。
「落ち着いて……悠遥浬(ゆかり)さん」
「あ……あ。ああ、お止め下さい、――――様」
その時、少年には、悠遥浬(ゆかり)が微かな声で自分の名を呼んだように聞こえた。
「いったん、抜きま……」
少年が腰を引き、ペニスをそーっと抜こうとした瞬間、女の腰が大きくバウンドし始めた。
「あ、やだやだあっ! きちゃやだ、きちゃやだぁ!」
「え? ゆか……」
「や、や……あ”がはぁっ!!、うぐうぅぅぅっ!!!」
「え、ええっ!?」
「が、あ、びぃぃっ! らめぇぇっ!」
膣内の襞がぞわぞわと騒ぎ出す感触に、少年は慌てて一気にペニスを抜き去る。
ちゅぽ、……ぺちん!
女の膣から抜けたペニスが少年の腹に当たる。
射精直前のペニスをヒクつかせる少年の腹の下で……女が絶頂を迎えていた。
「イく、イ、イ、イっ、ああああああああああああああーーーーーーー!!!」
獣のような叫び声を張り上げ、腰を痙攣させ、背中を逸らせる。
「ゆ、ゆーかさ」
「わらし壊れちゃ、こわれ……あびいっ! ぐひいぁっ、じぬぅう!、ぐぅううぅんんんっ!!」
少年を無視して、女が白目を剥いて全身を震わせ、陰核の下、膣口の上の小さな尿道口から透明の液体をぴゅっぴゅっと吹き上げる。
その声はもはや声になっておらず、女は押し寄せる絶頂の波に呑み込まれ、完全に悶え狂っていた。
「ゆーかさん、しっかりして! しっかりして!」
「あばぁああっ、ぐぅぅぅっ、ぉおあああっ! えうぅぅぅっ!」
普段滅多にイかない女が、名前を呼んだだけで、激烈な大絶頂を迎える――少年の想定していなかった事態が発生した。
口の端から白い泡も飛ばし始めた女を抱きかかえ、必死で痙攣を押さえようとする。
「ゆーかさん! ゆーかさんっ!!」
「んんんっ! ぎぃぃっ! いっで、い”ってるうぅぅううっ!」
「しっかりして! しっかりしてっ! 気を確かにっ!! ゆーかさんっ!!」
……。
「はぁ、はぁ、ああ……」
視線を泳がせていた女のぼやけた視界に、涙ぐんだ少年の顔がぼんやりと浮かんでくる。
「あ あれ? しょ、しょーねん?」
「ゆーさん、ゆーかさん!」
「あ、う、あー……あー?」
「だ、大丈夫ですか?」
痙攣と絶叫をしばらくの間繰り返し、布団でのたうっていた女は、痙攣のピッチが小さくなって行き、……やがて動きを止めて、死んだように動かなくなっていた。
大きく上下し、揺れる豊かな胸と、ひゅー、ふー、という荒い呼吸だけが、女が生きている証拠だった。
「あ、私……イったの、か……」
「僕、本気で、救急車呼ぼうかと……」
ぐずっ、と、少年が鼻をすする。
「すまんな」
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