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ちょっと変わったお姉さんと少年のお話
ちょっと変わったお姉さんが少年と旅行に行くお話
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開けると、口中に含んでいた酒を、唾液と一緒に一気に流し込んだ。

「ん! んんー!」
 少年の喉元を、かぁっと熱い液体が流れ落ち、口内を女の舌が蹂躙する。
 体温が上がり、眩暈を起こした少年を、唇を重ねたまま強く抱き上げる。

「ん……! あぶっ、ふぁ、あっ……!」

 少年を風呂の縁に座らせると、一瞬で夜空に向けて勃ち上がった少年のペニスを見下ろす。

「少年よ。……そのカチカチのペニス。埒(らち)をあけてあげよう」

 そのまま湯の中に屈みこむと、ペニスを喉元まで咥え込んだ。

「あ、あああああああぁっ!」

 女の口腔に残ったアルコール分の刺激と、初めて経験する女の口唇の感覚に、少年が女の子のような切ない悲鳴を上げた。

「ん? ここ、部屋の外だぞ」

 少年の大声に、おしゃぶりを始めようとしていた女が眉を顰め、少年の股間から顔を離す。

「あ、ご、ごめんなさい、ゆ、お姉……さん」
「今日1日お手伝いをしてくれたお礼を、少年にしてあげよう……フェラチオ、初めてだろう?」
「は、はい」
「声が、出るな?」
「はい、出ちゃいます」
「部屋に行こうか」
「……はい」

 女が湯船から上がり、身体をバスタオルで拭う。
 アルコールを注ぎ込まれ、ペニスをしゃぶられ、頭が沸騰寸前になった少年が、熱に浮かされ、ぼうぅっとした顔で、女の後に続いた。


……。
「あ、く、口、すごっ。気持ち……いいですっ!」

 少年の亀頭のカリ首の周り、一番敏感な部分にちゅうちゅうと音を立て吸い付く女が、満足げな視線を送る。
 女と少年が初めて交わってから1年近く経つが、フェラチオは……今日が初めてだった。
 少年が舌で女に奉仕することはあっても、その逆は――今まで、無かった。
 女が少年に奉仕(サービス)することは、まったく、無かったのだ。

「んっ。うんっ、ちゅぱっ」

 わざとはしたない音をぺちゃぺちゃと立てて、少年のペニスを口いっぱいに頬張んでから、のどまで咥え込む。

「んぁあぁっ!」
「ん〜♪」

 女が少年の淫らな叫びと、びくんと震えるペニスに満足げな笑みを浮かべる。
 ペニスを口で責められ続けていた少年が、それまで撫で続けていた女の頭を思わず強く握る。

「あ、あ、あ、あっ!」

 下腹部から込み上げてくる禍々しく熱い濁流の予兆を感じた少年が、声を短く刻み、上ずらせる。

「あ、あ、あ! もっ、で、出ちゃう!」
「……ぷはぁっ」

 もう少しで絶頂を迎えそうな少年のペニスから、いったん口を離した。
 女の眼前で、唾液にてらてらと濡れたペニスが限界まで膨れ上がり、少年の鼓動に合わせて震え、亀頭はキノコのように大きく傘を開いて、緋色に染まっている。
 
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