体育倉庫の飛び箱の中に隠れて
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「ゴム付けるぞゴム!」
「あ、うん」
「早くちんちん出せよ」
「お、お前も脱げよ、パンツ」
「じゃ、一緒にな」
「よし、せーのっ!」
2人同時にパンツを下ろす。
ぺちっと音がして、僕のボッキおちんちんがお腹にぶつかった。
悪友の足の間には当然僕と同じものは付いてなくて……委員長と同じく、肘を曲げた時の腕のしわみたいな縦筋がきざまれてた。
「あ、でも」
「どうした?」
「えっと……毛」
「ん? あいつ生えてなかったのか」
「うん」
こいつの縦筋の上にはほんの少しだけ、もじゃもじゃってした毛が生えてる。
「お父さんに聞いたら、大人になったら生えるって言ってた……。お前、大人なんだな」
「まーね、おれも生理来たし」
「え!? マジで?」
「びっくりしたよ。歩いてたら急にお腹痛くなって、血がここからだらーって……」
「わっ!?」
くちゃっ、と音がして悪友が足を大きく広げる。
僕のウインナーよりも、もっと濃いピンク。
縦筋にぽっかり穴が開いてるだけだと思ったら……なんかよく分かんない、説明できない複雑なかたち。
こいつの縦筋の中も、ちょっとオシッコ臭くて、すっぱくて……やっぱり複雑なにおいがした。
口の中みたいな鮮やかな色した悪友のおまんこ。
(こいつにも、こんなのが付いてんだ!)
目がくぎ付けになる。
「男子ってさ、ちんちんからオシッコとせーしが出るだろ? おしりの穴からウンチでるだろ? そんだけじゃん」
「うん」
「女子はここからオシッコが出るんだぜ」
開いた縦筋の真ん中より上、ごくわずかにちっちゃな穴が開いてる。
悪友は最初にそこを指さしてから、その下に開いてる大きめの赤い穴を、指でちょっと拡げてみた。
(これ、女の子のおまんこのにおい……。なんだろう。このにおい嗅いでから、すっごくおちんちん痛い)
「そしてここ。血とか愛液とか、……赤ちゃんが出てくる」
「あいえき?」
「男子のちんちんを膣に入れやすくする、ぬるっとした汁だ」
「ちつ? ここがおまんこ?」
「ん、この割れ目の中身全部おまんこだけど……ま、お前からしたらそうかもな。ちんちん入れて、せーし出す場所。
あとさ、このオシッコの穴の上、外から見える縦筋の間のピンクの柔らかいとこの上に、膨らんだ場所があんだろ?」
「う、うん」
「クリトリスって、女子がすっげー気持ちいい場所なんだ」
「くり、とりす?」
「触ってみっか?」
「ん」
昨日、ヒゲダルマが舐めたり指で弄ってたあたりだ。
小さいしこりを、そっと触ってみる。
「ちょっとだけ、くにくにってしてみ?」
「こ、こう?」
「あ、そ、もうちょ、強くても……いい」
ひとさし指
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