体育倉庫の飛び箱の中に隠れて
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けよ」
「はい……先生」
先生が出て行った後で、委員長は自分の縦線――おまんこに指を入れて、先生の精子をかき出していた。
足を開いて、指でかき回すたびに、ぼとぼとと白い液体が床に落ちる。
生臭い様な、甘ったるい様な、今まで嗅いだことのないにおい。
そして僕は……委員長からも、なんとなく酸っぱい、オシッコとは違うにおいが出ていることに気付いた。
おまんこの中を掃除したあとは床を雑巾で掃除して、パンツで下半身をきれいに拭いてから……。
委員長は元の格好で静かに体育倉庫を出て行く。
ドアを開ける前に振り返り……跳び箱をじっと見つめる。
一瞬(バれた!?)と思ったけど……。委員長はまたドアに向かい、出て行った。
最後に見たその目には、……涙がにじんでいた。
跳び箱の外のセックスは、もう終わった。
もとの静寂に戻った体育倉庫の中で、僕は……。
2人のセックスの射精の瞬間に、跳び箱の中の自分に起きていたことを思い出す。
(なにかが出た感じがした。おしっこじゃないよね?)
おちんちんはボッキが収まって、もとのアサガオに戻ってたけど……先から白い滴が垂れていた。
(あっ!)
跳び箱の中に這いつくばって、薄暗がりの中をしばらく探し続ける。
……白い滴が、床と、跳び箱の裏側に散らばっていた
「白い!……せーし、出てる!」
その小さな滴をたぐって鼻に近づけると、先生のと同じ生臭いにおいがした。
「しゃせー、したんだ」
僕も、委員長とセックスしていた先生と同じ瞬間に……精通を迎えた。
彼女が半ば無理やりにセックスさせされてるのをみて……僕はおちんちんをこすって、射精してしまった。
「でも僕、委員長に酷い事した気がする。セックス嫌がってたのに、僕はそれを見て、おちんちんを――」
委員長の涙が頭に焼き付いて離れない。
跳び箱の中の精子も片付けず、まだかすかに2人のにおいの残る体育倉庫を後にした。
――次の日、また僕の部屋に悪友が来た。
「見ただろ?」
「見た」
「セックス、すごかった?」
「うん、すごかった。……腰、すっごく動かすんだ」
「お前知らなかった? おまんこにチンチン入れてズコバコすんの」
「うん」
「ところでさ、避妊してた?」
「ひにん?」
「せーしが女の子の中に入らないようにすること」
「ううん、中に出してた」
「うわ、やっべ」
悪友が、気まずそうな顔をして舌を出す。
「やばいの?」
「赤ちゃんできちゃう。ママになっちゃうぜ」
「……でも委員長、初潮来てないって言ってたよ?」
「おれ、あいつナプキン持ってんの見たんだよ」
「……?」
「生理、来てんだ」
「……!」
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