第十二幕その七
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「もう魔法と科学で暮らしてるからね」
「キッチンもお風呂もボタン一つで色々出来る様になったから」
「昔みたいに家事も多くないよ」
「何かとね」
「ワイン造りも機械で葡萄を潰して出来るから」
「昔みたいに足で踏むことはないからね」
そうしたことはないのです。
それで、です。二人は皆に言いました。
「ドロシーだけで充分だよ」
「ドロシーがちょっと手伝ってくれたらそれでいいのよ」
「皿洗い器に入れて洗った食器をなおす位かな」
「お家の中のお掃除はいつも二人でしてるしね」
「だから僕達だけで充分なんだ」
トトも皆に言います。
「だから安心してね」
「そうなんですか」
「それじゃあですね」
「僕達は特にですね」
「やることがないんですね」
「そうなんですか」
「そう、だからね」
それでというのです。
「休んでいいみたいだよ」
「じゃあ何をしようかしら」
ここでこう言ったのはポリクロームでした。
「これから」
「そうだね、見学させてもらおうかな」
っここでこう言ったのはジャックでした。
「お二人のお仕事をね」
「そうしてなのね」
「うん、楽しもうか」
「それがいいのね」
「今からワインを造るよ」
ここでこう言ったのはヘンリーおじさんでした。
「葡萄を製造機の中に入れてね」
「それで製造機で潰すのよ」
エムおばさんもお話します。
「これからね」
「ワインを造るところが見られるんですね」
神宝はそう聞いて目を輝かせました。
「それは面白そうですね」
「そうね、私これまで見たことないわ」
恵梨香が神宝に応えます。
「それじゃあね」
「うん、ここはね」
是非にと言ったカルロスでした。
「見せておらおうかな」
「そうだね、一体どうしてワインを造るのか」
是非にと言ったジョージでした。
「観たいしね」
「それならね」
最後にナターシャが言いました。
「お願いしてみましょう」
「いいとも、では観てね」
早速と言ってでした、そのうえで。
五人も大尉達もでした、ワインが造られる場面を観せてもらうことにしました。するとワインは製造機にヘンリーおじさんが動かすブルドーザーで入れられてです。
そうして製造機の中でプレスされてでした。
ワインが造られます、その光景を観て五人は言いました。
「ああして造るんだね」
「そうなんだね、今のワインは」
「豪快っていうかね」
「ブルドーザーとプレスで造るのね」
「そうして造るのね」
「そうなの、おじさん達はね」
ドロシーが五人にお話します。
「こうしてね」
「ブルドーザーとかを使って」
「そうしてなんですね」
「ワインを造るんですね」
「そうされてるんですね」
「今みたいに」
「
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