第七千七百八十二話 庭園も見事
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第七千七百八十二話 庭園も見事
日本は宮殿のお庭を見て言いました。
「いや、凄いですね」
「そうだろ、いいお庭だろ」
ロマーノは日本に笑顔で応えました。
「池や噴水や滝まであってな」
「普通のお庭ではないですね」
「この時の俺の上司は元々ルイ十四世の曾孫でな」
「それで、でしたね」
「ベルサイユ宮殿も知っていてな」
それでだったのです。
「手本にして目指して越えろってな」
「それで建てられたのですね」
「ああ、ちなみにこの人な」
「後にですね」
「スペインの上司になってるからな」
「カルロス三世ですね」
「そこからあいつの上司の人はブルボン家になったんだよ」
これがスペインの歴史です、
「今に至るまでな」
「ハプルブルク家から」
「そうした意味でも有名な人だな」
「そうですね、そうした歴史も感じながら」
日本はロマーノに案内されて宮殿の中を巡りました、その全てがベルサイユ宮殿にも負けない位見事でした。
第七千七百八十二話 完
2019・5・24
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