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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第55話 凍てつく氷の世界!氷山を目指して突き進め!
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と、もしかしてイッセーさんは唯センチュリースープが飲みたいだけなのかな?」
「ズバリその通りですよ、滝丸さん。イッセー先輩の第一目標はセンチュリースープを飲むことですからね」
何故か唖然としていた滝丸に小猫ちゃんが何かを説明していた。センチュリースープを飲むのが目標だなんて今更な事だろうに何を驚いているんだ?ティナみたいにはしゃいでもいいと思うけどな。
「うわぁ……なんて綺麗な氷なのかしら」
「外の風景とは打って変わって綺麗な世界ですね、部長」
リアスさんは氷山内部の氷の美しさに目を奪われていた。祐斗の言う通り外の光景とは別物の煌びやかな世界に見えるな。
「あれ?氷山の中なのに外よりも温かいね、イッセー君」
「そういえば風が止んでいますね」
イリナと滝丸は氷山内部の方が外よりも温かい事に疑問を持っていた。
「恐らくあの異常な強風は、この大陸特有の局地風だったんだ。メタンハイドレードの影響で温まった氷山に寄せられた大気が一気に外に向かって噴出したものがあの強風の正体だったんだろう」
「じゃあいつもはもうちょっとマシな環境だったんだな」
「この時期にこの大陸に来ること自体が自殺行為でしたのね……」
俺の説明を聞いてゼノヴィアと朱乃さんはこの時期にアイスヘルに来るのは自殺行為だと悟っていた。まあ間違いじゃないな、センチュリースープがなければ近寄ることはなかったからな。
「まあそれももう過去の話さ。あの風を乗り越えた今、もう危険な事は結構しかないはずさ」
「いや結構はあるんじゃない!?」
「そりゃ風が止んでも凶暴な猛獣はウヨウヨいますからね、さあ気合を入れて先を進みますよ!」
まあ最も、猛獣以上に危険な存在も来ている可能性が高いんだけどな。
(あのメスのツンドラドラゴンの死体で感じた危険な気配……恐らくあれが美食會のメンバーだったんだろう。今はフリーザバイソンの肉を食ったから万全の状態だ。来るなら来やがれ、美食會!)
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