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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第55話 凍てつく氷の世界!氷山を目指して突き進め!
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、そんな事とはなんだ。友達とはかけがえのない存在だとシスター・グリゼルダは言っていたぞ」
「……そうだな、その通りだ。じゃあ今日から俺とお前はダチ公だ、よろしくなゼノヴィア」
「ああ、よろしく頼むぞイッセー」
がっちりと握手を交わして俺とゼノヴィアは友達になった。それからは自分の趣味や特技などを話し合った。
「へー、ゼノヴィアもアニメとか見るんだな」
「イリナにはいろんな事を教わったよ、日本の文化や歴史……後美味しい食べ物やオタク文化なども教わったぞ」
「そういえばお前の使っている月牙天衝も日本の漫画に出てるキャラが使っているものだったな」
「分かるのか?」
「ああ、俺もオタクなんだ」
それから俺達は長い間お互いの事について話し合っていた。
(……ふふっ、流石にここで俺が出ていくのは野暮か……)
因みに側でマッチさんが俺達の様子を伺っていたが、気を使ってくれたのか穴の中に戻っていった。なんでマッチさんがいた事が分かったのかというと匂いがしたからだ。
それから暫く話しているとゼノヴィアが眠くなったのか、うつらうつらと船を漕ぎだした。俺は穴の中に戻った方がいいんじゃないかと思ったが戻る前に限界が来たようで眠ってしまった。
仕方ないので俺がゼノヴィアを連れて行こうとするが、寝ぼけた彼女によって組み付かれてしまった。引き離そうとしたが熟睡していたので動くことを諦めて赤龍帝の炎を使って彼女を温めながら見張りを続けた。
朝になって小猫ちゃん達が穴から上がってきたが、ゼノヴィアに膝枕しながら眠っていた俺の姿を見て驚いていた。おかげでまた小猫ちゃんの機嫌が悪くなってしまった。
(だからといって皆の前でディープキスしてほしいなんて言わないでほしかったな。滝丸やマッチに白い目で見られたじゃねえか……)
因みにマッチさんからは敬語やさん付けはいいと言われた。お前にさん付けされると変な気分になるからという理由だったので、俺は承諾して彼やその部下達に対してもタメ口になった。
(しかしより風が強くなってきたな、太陽が雲に隠れているせいで気温は昨日より低い)
「ここに来るまでに、俺達より先に向かったはずの美食屋達の凍った死体があちこちにあったぜ。まあこの寒さじゃああなるのも納得だがな」
「イッセーさん、これ以上はライタースーツでも持ちません。このままではボク達もあの死体の仲間入りですよ」
マッチや滝丸の言う通り、ライタースーツを着ていても耐え切れないほどの凄まじい冷気が俺達を襲ってくる。一般人であるアーシアやティナが特に不味い状態だ。今は俺がアーシアを、祐斗がティナを背負っているがこのままでは二人がもたない。
「ブルル……」
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