星7つ 聖域の日常
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
時、時間が止まった感じがしたそうです。
なるほど、そういう事ですかーっと、仕方ないですねぇ。言ってしまったものはしょうがないですよー。気にしなーい、気にしなーい。って言ったのに、微妙な顔されました。解せぬ。
それから、カノンは最近、双魚宮に来る度合いが減りました。
まぁ、今はディーテも居ますからね。私の方から会いに行かないと会えません。
あ、ちなみにちゃんとカノンのお気に入りのクッキーを持参して会いに行ってますよ。会いに行く時に遠目でカノンを発見した時、寂しそうな顔してたんです。私に気が付くと全然そんな素振り見せないんで最初は気のせいかと思ったんですけど、何度か見かけるので見間違いではないですね。
だから、会いに行った時に座って待っていたカノンの前に立って、頭から抱きしめてみました。
すごく驚いてましたけど、大人しかったので、つい小さい子にする様に頭も撫でてしまいました。
私は身体は幼いですけど、心はもう二十歳以上ですからね。こうしてあげる甲斐性位あるのです。相手は10歳の子供!甘えたい盛りですよねー。
え?下心?なんの事でしょうね。わかりませぬな!
会う場所がスニオン岬なんで潮風にあてられて髪が痛んでいるのでは?とか思っていたのですが、なんと!キューティクルにサラッサラですよ!癖っ毛っぽい見た目してスーッと指が通ります。マジ裏山。
何?黄金聖闘士ってキューティクルで美形の集まりですか!?ん?アルデバランさんですか?彼はキューティクルな男気のある男前です!見た目ではないのです。
なんて頭で考えてたら私から離れた……かと思ったら、抱きしめてきました。
おおう、なんざます。なんざます?やはり甘えたい盛りですか?
仕方ないですねー。っと背中に手を回そうとしたら、カノンが私の肩を掴んで勢いよく離れ
「すまない」
と言って走って行ってしまいました。
後日、大丈夫かなーとか思ってたらケロッとしとりました。普通に挨拶したら普通に返されました。
……私の心配を返せ。っと隙を見て後ろに回り、チョークスリーパーを食らわせた私は悪くないです。乙女の純情をなんだと思っているのか。
黄金聖闘士相手にそんな事出来るなら私も黄金聖闘士になれる?ははっ、私相手に隙を見せてる訳ですから技はかけ放題です。
あと、サガにも似たような現象がありました。
コロシアムの端、四角になる様な所に座っているサガが居ました。こちらは顔には出てませんでしたけど、雰囲気的に疲れと、瞳に悲しみの様なものが見えました。
流石にどういう時系列なのかわかりませんけど、まだ悪の心は芽生えていないと思いたいですね。
なんというか、そんなサガを見ていたら、こちらもちょっと切なくなっちゃいましたよ。
なので、気配を消して近付き、背
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ