第七千七百七十九話 ビエモンテの葡萄畑
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第七千七百七十九話 ビエモンテの葡萄畑
イタリアは日本を今度はビエモンテという場所に案内しました、そこは見事な葡萄畑です。
その葡萄畑に入ってすぐにです、イタリアは日本にワインとチーズやクラッカー、ソーセージ等を出して言いました。
「葡萄畑だからね」
「ワインですね」
「うん、こっちも楽しんでね」
こう日本に言うのでした。
「俺も楽しむし」
「それで、ですね」
「ここはカヴールさんに縁のある場所で」
「イタリアを統一された功労者のお一人ですね」
「そう、首相だったんだ」
この人も偉大な人です。
「ガリバルディさんと並んでね」
「エマヌエレ二世の下で」
「そうだったんだ、カヴールさんは実業家さんでもあって」
政治家だっただけでなくです。
「ここのワインの質もよくしたんだ」
「そうした意味でもですね」
「ここに縁があるんだ」
こう日本にお話します。
そのうえでイタリアは日本にワインを勧めます。そうして二人でチーズ等と一緒にそのワインを楽しむのでした。
第七千七百七十九話 完
2019・5・23
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