暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第141話:Galapagos
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してくれた。

モニターで見る分にはエックス達は大した負傷はしていないようだ。

「今回のイレギュラー反応はこれまでとはどこかパターンが違うみたいなの。調べてみたいから出来るだけサンプルを集めてきてもらえる?」

『了解、早速イレギュラーのAIサンプルが手に入った。この場はルイン達に任せて俺はハンターベースに一度帰投する。』

「分かったわ、お願い」

『ああ、それじゃあ…ルイン…ゼロ達も後は任せた』

『ああ、俺達もAIサンプルを入手次第ベースに一時帰投する』

そしてエックスは転送の光に包まれて、ハンターベースに帰還した。

そして場所はノアズパークに戻り、ルイン達は襲い掛かるメカニロイドを返り討ちにしながらAIサンプルを入手していく。

「小型のメカニロイドのイレギュラーのAIサンプルはそれくらいで充分かな?ゼロ、それを持ってハンターベースに帰投してくれる?」

「分かった。後は任せたぞ」

AIサンプルを持ったゼロもエックスに続いてハンターベースに帰投すると、残されたのはルインとアクセルとルナの3人。

そして奥に進むと、途中で何度も交戦した水陸両用の警備用メカニロイド・クラブズ−Yが現れた。

「現れたね、やたらガードが固いのが。私がセイバーでクラッキングするからアクセルとルナはとどめをお願いね!!」

「OK、任せて!!」

「来るぜ!!」

クラブズ−Yがルイン達に鋏を向けながら突進してくるが、ルインはチャージセイバーで動きを止めるのと同時にクラッキングさせることに成功した。

「行くよ!!」

「くたばりな!!」

体勢を崩したクラブズ−Yにアクセルとルナはバレットを向けると攻撃を繰り出す。

「「ダブルアタック!!」」

2人の同時攻撃はクラブズ−Yの装甲を貫いて跡形もなく爆散させた。

「やったね!ついでにAIサンプル発見!!それじゃあ私も一時帰投するから周辺の見回りお願いね」

そして回収したAIサンプルを持ってルインもハンターベースに帰投する。

そして周囲を見渡して、何もないのを見て奥に進もうとした時である。

突如、天井が吹き飛び、そこからエネルギー弾が降り注いだのは。

「なっ!?」

「何だよいきなり!?」

エネルギー弾が降り注いだ場所を見上げると、そこには毒々しい緑を基調とし、肩部にキャノン砲を装備した戦士。

「何…あいつ…?」

「ほう…久しぶりにエックス達や後輩のルインの顔を拝みに来たんだが…少しタイミングが遅かったか…」

「あいつ…エックス達のことを知ってるのか?それにルインのことを後輩…?」

過去のイレギュラーのデータを検索するルナ。

アクセルも確かに見たことある顔だと思うと表
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