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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第141話:Galapagos
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。
「エックス隊長にゼロ隊長、ルイン副隊長。それにアクセルやルナまで…隊長達は今日は休みなんですか?」
「今日はね、明日からはまた軌道エレベーターの警備だよ。」
「そうですか…俺は午後からです。警備まで時間があるから少し気分転換に散策をしてたんです。」
「大変だね」
「大変だじゃないだろう。お前、警備任務の報告書を出したのか?」
「あ゙…」
ゼロのツッコミにアクセルは冷や汗をかいた。
昨日の報告書をまだ出していないのである。
そしてエックスはゼロを呆れた視線で見遣る。
「人に注意する前に自分はどうなんだいゼロ?俺は既に提出したけど?」
「私も」
「俺も既に提出しましたー」
ゼロとアクセル以外は全員報告書を提出したようだ。
それを見たゼロはエックスとルインを見遣る。
「…エックス、ルイン」
「い・や・だ!!」
「自分の仕事くらい自分でしてくれ」
以前気軽に引き受けてルイン共々エライ目に遭った。
その教訓を活かしてゼロの頼みを拒否する。
愕然となる人、1名追加。
5人は愕然と憮然と苦笑いに包まれた。
「(平和だな…)」
そう思った矢先、新たな戦争が起こるとは誰が予想出来ただろうか?
彼の心中を嘲笑うように大地を揺るがす轟音が鳴り響いた。
【!!?】
黒煙が上がり、パラパラと壁が崩れる音が聞こえた。
遠くからこれだけの音が聞こえたということは大きな爆発に違いないと確信し、エックスは即座に叫んだ。
「急行するぞ!!ホーネック、君はハンターベースへの通報とこの人達の避難を!!」
「了解しました!!」
エックスの指示にホーネックが力強く答えるのを見てエックス達は急いで現場に急行するのであった。
トレーニングルームから司令室に駆け込んだエイリア達の視界に飛び込んできたのは、ノアズパークを逃げ惑う人々と、誘導するハンター達の姿。
騒ぎは鎮まり、安全な場所に移される人々の顔には恐怖がありありと浮かんでいた。
その表情がエイリア達の胸を締め付ける。
『避難は完了しました』
ホーネックからの通信を受け、一先ず安堵したエイリアはその後、同僚と後輩に凛とした声で言った。
「アイリス、パレット。エックス達をサポートするわよ!!」
「はい!!」
「先輩、今回のイレギュラー反応は今までとはパターンが違うみたいなんです」
先に作業していたパレットからイレギュラーのパターンデータを渡されたエイリアは頷くと、エックス達に通信を繋いだ。
「エックス、聞こえる?」
『ああ、聞こえているよエイリア』
通信を繋いでエイリアが声をかけるとエックスは即座に対応
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