暁 〜小説投稿サイト〜
女神と星座の導きによりて
星5つ 弟弟子
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
帰るカノンを遠くから見守り、しばらくして教皇宮に行く準備をしたらサガとアイオロスを待ちます。
 気持ちが流行って、入口から階段を見下ろしていると宝瓶宮、水瓶座(アクエリアス)の守護する宮から二つの影が出てきました。
 二人共キチンとそれぞれの黄金聖衣を着て登場です。

 「サガ!アイオロス!」

 「こんにちは、真名」

 「真名、待たせた様ですまないな」

 「いえいえ、私もさっき出てきたばかりです」

 ふおおおおおおおお!
 黄金聖衣を着てる二人を改めて見ますが、めちゃカッコイイです!
 これで10歳と9歳とかありえないのですが!!

 「では、行こうか二人共」

 「ああ!」

 「はい!」

 うー!楽しみです!もしかしたらアフロディーテが私の弟弟子になるかもしれないんですよね!そういえば後の二人は誰でしょう?
 なんとなく聖剣使いと冥界送りっぽいですよね。
 え?名前を出せですか?すみません、ネタバレになるのでまだ言えません。アフロディーテは良いのか?ですか。気にしなーい、気にしなーい。

 
□■□■□■□■□■□■


 「皆、集まったな。……では早速だが紹介しよう。新たに加わる黄金聖闘士候補達だ。まずは蟹座の黄金聖闘士候補、デス」

 「……おう」

 此処は教皇宮にある【謁見の間】です。
 普段、教皇様と会う時は此処で謁見するのが習わしらしいですよ。私が双魚宮で出会ったのは特例だそうで……あれ?私、たまに教皇様が双魚宮に来るので貢物(お菓子)お渡ししてるんですけど?(ワイロと言うなかれ)
 この教皇様、意外と茶目っ気があるぞ!まぁ、とりあえず今は紹介の方に集中せねば。
 教皇様に背中を押され出てきた銀の髪をオールバックにしている、ぶーたれた顔付きの多分デスマスク。
 っていうか、デスマスクの名前って最初は【デス】だったんですか?初めて知りました……。
 
 「こちらが山羊座の黄金聖闘士候補、シュラ」

 「よろしく頼みます」
  
 教皇様が次に紹介したのはシュラでした。
 名前を呼ばれて自ら前まで出てきました。おお、この頃から目付きが鋭かったんですね。しかし、デスマスクもちゃんと挨拶しなされ。お?シュラの後ろで隠れているのは……。
 
 「最後に……む、アフロディーテ。隠れていないで出てきなさい」

 「!」

 そうして教皇様はポンと軽くアフロディーテ(?)の背中を軽く押しました。
 んん?前髪が長くて素顔が見えません。ふむふむ、この子がアフロディーテですか。この位の時は恥ずかしがり屋さんだったんですかね?

 「そして、この子が二人目の魚座の黄金聖闘士候補、アフロディーテだ」

 「アフロディーテです……。よろしくお願いし
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ