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女神と星座の導きによりて
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星1つ 星の導き
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らずにすまない。わたしの名は”アイオロス”。
 よろしく、真名」

 「(あ、ア、アイオロスですとぉー!?)」

 ”ギリシア”、”ロドリオ村”、”アイオロス”。
 こんなにもピースが集まると”ある予想”をしてしまう。
 ま、まさか、此処って……【聖闘士星矢】の世界!?
 そんな、まさか!?ちょっと待って!私、何もしてませんし、何も事故ってないのですが!?転生した訳でもなく、そうするとトリップ?何がきっかけなんです!?と、とにかく、状況を把握する為に質問をしてみる事にしました。

 「アイ「アイオロス」ふぇ?」

 裏路地の入口から顔を覗かせていたのは、背は真名より少し大きく、顔つきに幼さが目立った少年が居ました。

 「ああ、サガ。待たせてしまってすまない」

 「それは良いが、どうかしたのか?」

 「(や、やっぱりぃーーー!!)」

 ”神の化身”キタ━━━━━━━━!!
 【星矢】と言ったらこの二人ですよねー!!
 間近で見るとこの二人すごい……。雰囲気がというか、オーラっていうか(両方同じ意味?気にしないでください)

 「と、まぁ、――の小宇宙を感じて来てみたら、迷子を発見したんだ」

 「そうか……。君、あー、真名…でいいかな?」

 「あ、はい。真名と申します」

 「あぁ、失礼した。私の名は”サガ”。こちらのアイオロスとは同期の間柄だ」

 ぺこりとお辞儀して挨拶をする私を見て、合わせてくれるのか、同じくお辞儀をし返してくれるサガさん。

 「友人とは言ってくれないのか?」

 少し不満そうにサガさんを見つめるアイオロスさんにジト目で見つめ返しました。

 「……書庫掃除を私一人に任せて、兵の訓練に混じりに行くヤツを友人と呼ぶのはな」

 「ははは!で、サガ。この子から”あの小宇宙”を感じるんだが、もしかしてっと思うんだが」

 「話を逸らすな……。ふむ、確かにこの子からアレに似た小宇宙を感じるな」

 ジッと二人から見つめられて混乱する。

 「(え?え?何、なんですかー!?アレに似たコスモって何!?)私、何もしてませんよー!?」

 「ああ!混乱させてすまない。落ち着いて聞いてほしいんだ。もしかしたら君は…」

 「アイオロス、此処で長く話すのには適さない場所だ。移動しよう」

 そう、三人がいる場所は自分と出会ってからずっと裏路地で話し込んでいました。誰にも聞かれないという点では打って付けではあるが、話し込む場所ではないでしょう。

 「そうだな」

 「あ、……はい」

 アイオロスさんと共に返事をし、裏路地から出ようとすると

 「真名」

 サガさんが手招きしている。二人は並んで私を待っていました。
 そ
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