第七千七百七十七話 カリニャーノ宮殿
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第七千七百七十七話 カリニャーノ宮殿
日本が来たのはイタリアのトリノでした、イタリアは早速日本をお迎えしてそのうえで世界遺産に案内しました。
「ここがカリニャーノ宮殿だよ」
「白亜と赤煉瓦の曲線が見事ですね」
「俺のかつての上司の人の宮殿でね」
「サヴォイア家でしたね」
「うん、今は博物館になっているんだ」
歴史のです。
「そうした国なんだ、それで一時期は首都だったから」
このトリノがです。
「それでね」
「上司の方も住んでおられましたか」
「ここにね」
「そう思うと余計にいいですね」
「今の俺の首都はローマだけれど」
あまりにも有名な街です。
「かつてはそうだったからね、しかし」
「はい、イタリア君も統一まで色々ありましたね」
「統一してもだしね」
ここでロマーノのことも思うイタリアでした。
「けれどここは俺にとって思い出の場所でもあるんだ」
「思い出を学べますし」
日本は今の宮殿のことも言います、歴史博物館になっているので。
第七千七百七十七話 完
2019・5・22
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