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ある晴れた日に
335部分:その日からその三十一
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「そうよね。とりあえずラーメンとハンバーガーは食べたけれど」
 凛も話に加わる。
「お弁当もあるしね」
「お弁当ね。これも全部食べてね」
「だったら結構いい時間になるわよ」
 にこりと笑って二人に話すのだった。
「その間にね」
「そうね。これでお弁当も食べたらね」
「それで後は携帯で連絡して合流場所決めて」
 明日夢と奈々瀬も彼女の言葉に頷く。
「後はこのままね」
「いけるわね」
「さて、それじゃあよ」
 凛は二人の言葉を受けて微笑みながら述べてきた。
「このまま暫くはここでね」
「とりあえずお弁当も食べて」
「時間を過ごしましょう」
 こうして三人は今は平和だった。この平和が永遠に続くと思っていた。そしてそれは確信だったが決してそうはならないことは知る由もなかった。


その日から   完


                2009・5・28

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