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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百七話
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ったからそっちの血かな」

「おいおい…あんまりそういう話するなよ一夏」

「そーだな」

一夏が鍋に具材を放り込む。

「魔法でちょいちょいってやってもいいんだけど、風情がないからねー」

刺身に醤油をつけて、口へ。

「ん、おいひぃ」

と言いながら見えない尻尾をくねくねと揺らしていた。

「ん? お前ワサビだめだったっけ?」

「前世から嫌いだったけど、最近更にダメになった。食ったら鼻が死ぬ」

「私も最近ワサビが食べられなくなったな」

「俺達を倒したくばシュールストレミングでも持ってくる事だな」

「自爆テロじゃねーか」

刺身をもきゅもきゅしている一夏に突っ込む弾。

「そろそろ煮えたんじゃないか?」

「んゅ」

取り皿に具を取る一夏。

「……………………………………よし」

「何がよしだ、おい徐に豆腐を取るな俺に差し出すな食わねぇよ、おい待て待てったらアッヅッッッ!?」

「ぷくくく……」

「災難だな、五反田」

「はふっ…はふっ…んく……この野郎」

弾が自分の鍋からネギを取って一夏の口にねじ込んだ。

「うん。うみゃい」

「テメェ魔法使ったな!? ずりーぞ!?」

「ネギをお返ししよう」

一夏がネギを弾の口に入れる。

弾も大人しく口を開けた。

一夏が少しだけ箸に力を入れた。

ニュルッ! とネギの内側が弾の喉に飛んだ。

「ごはぁっ!?」

と喉を抑える弾。

「勝った」

「食べ物で遊ぶな馬鹿」

箒にコツンと小突かれ、一夏はふざけるのをやめた。

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