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ある晴れた日に
33部分:噂はそよ風の様にその十
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ない」
 謙遜する未晴に対しての言葉だ。
「本当の。違うの?」
「それは」
「嘘はよくないわよ。本当のことをあえて言わないのはいいけれど」
 随分黒いところもある今の咲の言葉だった。
「浮気したらお互い本当のこと言わなくちゃいけないけれどね」
「こいつ浮気するのかな?」
「案外レズだったりしてな」 
 野茂と坂上は咲を少しからかってきた。
「それかソフトバンク以外の球団に浮気とかか?」
「巨人だったら笑うけれどな」
「本当に巨人に浮気したら自殺するわよ」
 かなり本気が入っている今の咲の言葉だった。言葉の険が凄いものになっていて表情もかなり怒ったものになっている。普段は女の子らしいので凄みも増していた。

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