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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第139話:Present
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が滅茶苦茶ズレてるよ。“ルイン甘やかし禁止令”って結局何なのさ?」
話が関係ない方向に向かっていることに気付いたアクセルは話を元に戻すとエックスも咳払いして再び説明を。
エックス「コホン…ああ、すまない。話の流れでつい…とにかくゲームを一気買いして沢山お金を使ってしまったからな。俺としては今まで行方不明で大変だったんだし、自分のお金を使っているんだから、少しくらい贅沢しても構わないんじゃないかなと思うんだけど、やっぱり数日でゲームやグッズに数十万ゼニーを使ってしまったのは問題だったらしくてソニアの教育に悪いと言うことでエイリアがルインの行動を抑えるためにって……」
「す、数十万ゼニー…?す、筋金入りのゲーマーなんだねルインって…て言うかエックスもゲームとかするんだね」
ゲームやグッズに数十万ゼニー注ぎ込んだルインの凄まじさに思わず引くアクセルだが、基本的にゲームをやらなそうなエックスまでやっているのは意外だった。
「まあな…時間を潰す時にルインに貸してもらってるんだ。ルインが選んだゲームは基本的にハズレはないし。因みに期待して買ったゲームは面白い作品で逆に何となく買うのを止めたゲームはつまらない作品だったりすることが多いからゲームを買うならルインと一緒にいった方が良いぞ?」
「ふーん、ゲームの出来を感知する能力でもあるのかな?ところでゼロはゲームとかしないの…?するわけないか…」
流石にゼロがゲームをする姿は想像出来なかったアクセルは首を横に振るが、エックスは否定した。
「いやするぞ?メガマン・0シリーズにドハマり中で多分今頃、ラスボスのカルピスをチェーンウィップ縛りで一方的に叩きのめしてるんじゃないか?」
そしてゼロとアイリスの部屋では噂をすれば何とやらでゲーム中のゼロと緊張して見守るアイリスがいた。
「頑張ってゼロ。これで02ラスボス撃破100回目突入ね!!」
「くたばれ無能司令官」
『ふん!!』
『ギィイイイイャアアアアアアッ!!!!モット力ヲォォォォォォ!!!!』
チェーンウィップだけしか使わないと言う縛りプレイでラスボスを撃破したゼロであった。
「ゲッ!?0シリーズ!?あの高難易度の0シリーズをウィップ縛りで…ラスボスが超弱いことで有名なカルピスとは言え…」
「何気に言っていることが酷いなお前…何かゼロは0シリーズの主人公に感情移入してるのか、初めてカルピスを倒した時の気迫が凄まじかったと言うのがゼロの妻のアイリスの証言だ」
「ふ、ふーん……」
先輩達の意外な面を見たアクセルであった。
ルインが駄目なら誰にこのぬいぐるみを渡そうかと悩むとエックスがある人物の名前を出す。
「ルナに渡したらどうだ?」
「え?ルナに?」
「
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