暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第138話:Loud Noise
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、目を見開きながら感心したように言う女性ハンター。

「こればかりは結婚しなけりゃあ分かんねえな。まあ、後輩共。お前らならすぐだ。さっさと成長して大人になって結婚しちまえ。そしてそのまま夜にイチャイチャすればエックス隊長達のことが良ーく…げぼおっ!!?」

女性ハンターの鉄拳が酔っぱらいハンターの顔面に炸裂した。

「け、結婚!?」

「お、俺達があっ!!?」

赤面する2人に女性ハンターはこめかみに青筋を浮かべながら吹っ飛ばした酔っぱらいハンターを見下ろす。

「あんたに少しでも感心した私が馬鹿だったわ…て言うか子供相手にそんなことを言うなんて恥を知りなさい、最低だわ!!」

「ふっ、自分が後輩共よりそういうのに縁がないからって八つ当たりは止め…」

スウウウウウ…

ドドドドドドドドドドドド!!!!

パーン!!!

《天》

⊂⌒~⊃。Д。)⊃

構えを取った後、手足を動かさないまま高速で移動して酔っぱらいハンターとの間合いを詰め、胸倉を掴んだ直後、一瞬のフラッシュと無数の打撃音が起こってそれが終わった後…酔っぱらいハンターは倒れていた。

因みに女性ハンターは“天”の一文字を背景にして立っていた。

「…………え?ええええええ!!!?な、何!?何なの今の攻撃!?一瞬光ったかと思えばあの人がボコボコに…」

「たった一瞬であそこまで殴るとは…何でこの人、B級ハンターなんだよ……?」

「止めろ深く考えるな…あれを気にしていると本当にキリがないからな…」

「ははは…」

色々ツッコむのを止めたエックス達は苦笑と呆れしか出なかった。

因みに酔っぱらいハンターは問題発言をしたために減給が確定したのであった。

「結婚か」

「先輩達、綺麗だったなあ。私にも早く良い人との出会いがあれば…」

「パレットも結婚したいとか思うの?」

「勿論、私も女の子だし。結婚は女の子の夢だし」

「ふーん」

ジュースを飲みながらルナは適当に相槌を打つ。

「何?その他人事みたいな感じ?まあ、ルナにはアクセルがいるから結婚は困らないもんね」

「「ぶーっ!!」」

パレットの発言に飲んでいたジュースを吹き出すアクセルとルナである。

「な…な…っ!?」

「きゃはははは!!ルナってば顔真っ赤!!アクセルも顔赤いし、お互い脈あるんじゃないの?」

「こ、こ、こ…この野郎ーーーーっ!!」

「きゃああああ♪」

赤面しながら追い掛けるルナと笑いながら逃げるパレット。

残されたアクセルは顔に集中した熱を冷ますために黙々とジュースを飲んだのであった。
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