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ある晴れた日に
326部分:その日からその二十二
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れはないと考えた。
「こっちに見つかるって思うからな」
「そうよね。まあわかってるけれど」
 それでも気付かないふりをするのがお約束と言えた。これはお互いに言えることだった。
「じゃあミラーハウスね」
「ああ。入るか」
「ええ。じゃあ」 
 二人でにこりと笑ってそのうえでミラーハウスの受付に入って中に入る。クラスの面々はここでまたそれぞれで入り口のところに隠れて待つのだった。
 ミラーハウスの中は暗くやはり壁が全て鏡になっている。合わせ鏡の中で二人の姿が無数に映っている。それだけ見ればどれが本当の二人なのかわからない程だった。

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