第10話
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と話は伺っていますが、本当に凄い人物ですね…………それに比べて俺は…………」
「…………今度は私が貴方に聞く番ね。ねえ、リィン。どうして貴方は自らが結んだ”絆”を断とうとする事――――今回の戦争に貴方が結んだ”絆”と敵対する関係を選んだのかしら?」
辛そうな表情を浮かべたリィンに対してアイドスは静かな表情で問いかけた。
「…………それは――――」
そしてリィンはアイドスに戦争に参加した理由を説明した。
「…………そう。貴方は貴方自身が結んだ”絆”の為に今回の戦争は、その人達とは別の道を歩むことにしたのね…………―――でも、リィンはわかっているの?その道は辛く険しく、例え貴方の目的であるエレボニアの滅亡を防げたとしても、その人達と以前のような関係に戻れる可能性はほとんどない事に…………」
事情を聞き終えたアイドスは静かな表情で呟いた後リィンに問いかけた。
「―――はい。全て覚悟の上です。」
「………………………………うん、例え世界は違っても貴方は貴方であることがよくわかったわ。」
リィンの決意の表情を少しの間見つめたアイドスは納得した様子で頷き
「へ…………」
アイドスの答えを聞いたリィンは呆けた声を出した。
「………そう言えば私がここに来た理由をまだ言ってなかったわよね。―――私がここに来た理由は一つ―――”人”を良く知る為に貴方と共に”道”を歩む為に来たのよ。」
「お、俺と共に”道”を歩むって、ま、まさか……!」
アイドスの答えを聞いてアイドスが自分と”契約”しようとしている事に気付いたリィンは信じられない表情をしてアイドスを見つめたその時、アイドスは身に纏っている服のボタンを外してなんと下着もつけていない胸を顕わにした。
「あわわわわわわっ!?―――んんっ!?」
そしてアイドスは自分の扇情的な姿を見て混乱しているリィンの唇を口付けで封じ
「フフ、貴方がここに来た時に認識障害の結界を展開したから、私が結界を解くまでこの場には誰も来ないから、慌てなくていいわよ。それじゃあ始めるわね?”契約”の”儀式”を――――」
リィンに”性魔術”を施してリィンと契約し、リィンが装備していた太刀――――利剣『緋皇』に宿り、女神であるアイドスが宿った事によって太刀は形態を変えると共に”慈悲の大女神アイドス”の膨大な神力を纏わせた”神剣”―――『神剣アイドス』に生まれ変わり、更にアイドスとの性魔術によってリィンを長年苦しめていたリィンの心臓に秘められていた”鬼の力”は浄化され、その代わりに”慈悲の大女神”であるアイドスの神力による加護でリィンの”神気合一”が強化された!
「フフ、まさか復活した私が”処女”だったなんて、私自身も驚いたけど……よかった……私が選んだ人に”処女”を奉げる事が出来て……”処女”の身体を持つ私を復活
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