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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第137話:New Generationtype
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おおっ!!」
それを見たルナが悲痛の叫びを上げるが、そんな時に前触れなくレッドが呟いた。
「これなら……」
持ち上げた手に、握られているのはレッドが愛用している大鎌ではなく。
「………っ!!?」
「……どうかな?」
レッドの低い声に混じった、少年特有の…聞き覚えのある高い声。
同時にシグマの顎に突き付けられるバレットの銃口からショットが放たれ、零距離で放たれたショットらシグマの顎から頭にかけて貫いた。
「ぐおおああああっ!!!」
再び苦悶の叫びを上げたシグマは、壁を突き破って外に…高い空中へと放り出された。
レッドは体を捻ってコネクターを引き千切り、壁に背中を打ち付ける。
そのままずるずると崩れ落ちると、全身から光を放ってそれが収まれば、彼は本来の…アクセルの姿に戻っていた。
「ア、アクセル!!大丈夫かアクセル!?起きろ、起きろよ!!なあっ!?」
あまりにも色々のことが起きたために呆然としていたルナだったが、ピクリとも動かないアクセルに慌てて駆け寄って揺さぶって声をかける。
「(また…死ぬ…?嫌だ…嫌だ!!)」
何度声をかけても揺さぶっても反応しないアクセルにルナの目に涙の幕が出来て視界が滲む。
その時、アクセルは少しだけ痛みに顔を顰めた後に、微かに笑い声を零した。
「…へへ…我ながら名演技だったよ…上手くいったでしょ?ルナ…蹴り飛ばしちゃってごめ……ルナ…?」
悪戯っぽいアクセルの声にルナは必死に堪えていた激情が発露した。
「……っ!!」
最悪の結果にならなかったことへの安堵と、無茶をしたことへの怒りで涙を止めることが出来なくなったルナにアクセルは困惑した。
ルナの目から大粒の涙がいくつも床に落ちていく。
「ご、ごめん!そ、そんなに痛かった…?」
「ち…がう…」
立つことさえ出来なくなったのか、ルナは床に座り込んでしまう。
「馬鹿……どうしてあんな無茶するんだよ…下手したらあいつに…シグマに取り込まれてしまうかもしれなかったのに…!!」
ルナの脳裏に無茶をして死んでしまったホタルニクス達や傷付いたエックス達の姿が過ぎり、ますます涙を零していく。
「…………ルナ」
「もしかしたら…死んでたかも…しれない…のに…!!」
「………」
必死に言葉を紡ぐ彼女の姿に確かに無茶だったと思い、罪悪感を感じるアクセル。
「嫌なんだよ…俺は…私は……友、達がいなくなるのは…もう、嫌だ…っ!!」
「…ごめん、もうこんな無茶はしないよ。これっきりだから…約束するよ」
泣きじゃくる彼女の頭に手を置きながら、もう無茶はしないと誓うアクセル。
「…うん」
泣き止むまでアクセルはル
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