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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第137話:New Generationtype
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密通信を駆使し、ルナの声がアクセルの電子頭脳に響く。
シグマが部屋の隅に身を置いた時、紫色のレーザーが放たれた。
「(でかいのが来たよ!!)」
「(落ち着けアクセル、レーザーは屈めば当たらない。基本的に攻撃は俺はエディットバスター…アクセルは射程が長いレイガンが良いかな?バズーカ系の武器は動きにくくなるから機動力もそこそこ高いシグマ相手にはあいつが止まってる時以外は禁止な?)」
「(分かった、それじゃあ行くよ!!)」
秘密通信を切ると、アクセルはシグマの体勢を崩す為にガイアボムを構えてシグマの足元に放つ。
「ぬう!!?」
爆風を受けて体勢を崩したシグマを見て、ルナはナックルバスターを構えた。
「喰らえ、エディットバスター!!」
ナックルバスターから放たれたショットがシグマに的確に命中し、シグマのボディにダメージを蓄積させていく。
「ぬうう!ワシが奴らに与えた四天王の力か…」
「何が与えただよ。ルインからパクっただけだろうが!!メガトンクラッシュ!!」
「当たれ、レーザーホイール!!」
爆弾と光輪がシグマに炸裂する。
当然シグマも、このまま攻撃の的になるようなことはなく、バーニアを噴かして上空に逃げるとショットを放ってきた。
「うわっ!?」
「アクセル、大丈夫か!?」
「大丈夫だよ、これくらいならかわせる!!」
最初はショットの反射に戸惑うが、アクセルもルナも歴戦の戦士であるためにアクセルはローリングやホバー、ダッシュを…ルナはウェントスに変身してエアダッシュ、ホバーを駆使して回避していく。
「己、小癪な!!(これが新世代型レプリロイドの力か。奴らはプロトタイプ故に不完全だがこれ程厄介とは……完全型の新世代型レプリロイドを計画に使うことを視野に入れるべきかもしれんな)」
「ウィンドブーメラン!!」
「ウィンドカッター!!」
アクセルとカラスティングに変身したルナは風属性のブーメランと光刃をシグマに向けて放つ。
「ふん、そのような遅い攻撃がワシに当たると思うな!!」
ブーメランと光刃をシグマは嘲笑いながらかわす。
「残念!当たるんだよなこれが!!」
「?ぬうっ!?」
ルナの言葉の意味が分からずに訝しむシグマだったが、ブーメランと光刃は軌道を変えて背後からシグマを襲撃した。
ダメージは大したものではないが、シグマの体勢を崩すことに成功した。
「ハッ!どうだ?役立たずと蔑んでた奴らの力に吹っ飛ばされた気分は!?」
「次はこれだ!レイガン!!」
体勢を崩したシグマに今度はデボニオンの力を参考にした特殊武器であるレイガンを発射。
シグマの頑強なはずのボディに次々に小さな風穴を開けて
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