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緋弾のアリア ──落花流水の二重奏《ビキニウム》──
奴隷宣告
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く、もう。それじゃあコンビニ行く?」
「こんびに? ……あー、下にあった小さいスーパーマーケットのことね。じゃあそこに行きましょ」


コンビニも知らなかったのか──と呆れているのを他所に、アリアはその風貌の予想通りに身軽に立ち上がった。そうして、こちらの顔を下から覗き込むように見上げてくる。


「ねぇ、そこって松本屋のももまん売ってる? アタシ、食べたいな。ももまん」
「うん、売ってる。……ところで顔が近いよ」
「何よ、そのくらい。気にすることでもないじゃない」


そう言ってアリアは笑った。梔子のような匂いが、仄かにした。


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