第十一幕その十
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すぐにスマホを出してお姉さんの一人に連絡をしました、それが終わってからドロシーにあらためて言いました。
「これでね」
「大丈夫なのね」
「皆に連絡したから」
それでというのです。
「もうね」
「おじさん達のお家まで一緒に行けるのね」
「それでお二人の笑顔を見て」
そうしてというのです。
「それからね」
「お空に帰るのね」
「私がまた連絡したら」
その時にというのです。
「姉さんが迎えに来てくれるそうよ」
「そうなのね」
「それじゃあ世界樹を出てもね」
「一緒なのね」
「そうなるわ。あとね」
見ればポリクロームは今は露ではなくミルクティーを飲んでいます、そのうえでドロシーに言うのでした。
「この紅茶は」
「美味しいでしょ」
「実は露以外のものも飲めるけれど」
「それで紅茶もよね」
「飲めてそれもね」
「美味しくね」
「飲めるからね」
だからというのです。
「嬉しいわ」
「この紅茶も美味しくて」
「楽しめるわ、紅茶とミルク、お砂糖の味がね」
その三つの味がというのです。
「見事に一つになっててね」
「美味しくてね」
「楽しめるわ」
「それでいいのよ、じゃあね」
「もう一杯いただいていいかしら」
「何杯でもいいわ」
飲むことはというのです、そうしてでした。
実際にポリクロームは紅茶を飲んでいきます、そしてです。
神宝達五人もケーキとエクレア、そしてクッキーを紅茶と一緒に楽しみつつこうしたことを言うのでした。
「今日の三時もね」
「最高だよね」
「お菓子も紅茶も美味しくて」
「世界樹の香りの中にもいるし」
「景色も奇麗だし」
「世界樹の中ではティータイムも素敵なのよ」
ドロシーは五人にもお話しました。
「緑の中に囲まれているから」
「だからですよね」
「この素敵さなんですね」
「お茶やお菓子の味と香りも楽しめて」
「そしてですね」
「世界樹の香りや景色も楽しめるんですね」
「そうなの。皆また世界樹に来たら」
その時はというのです。
「いいわね」
「はい、その時は」
「またこうしてですね」
「ティータイムも楽しめばいいんですね」
「今みたいに」
「そうなんですね」
「そうしてね、私もいつもそうしているし」
世界樹に来た時はというのです。
「だからね」
「そうですね、また世界樹に来たら」
その時はとです、神宝はドロシーに応えました。
「そうさせてもらいます」
「是非ね、ただね」
「ただ?」
「オズの国は色々な場所があるでしょ」
「はい、本当に」
「だから貴方達が今度この世界樹に来る機会は何時か」
「それはですね」
神宝もどうかというお顔で応えます。
「何時になるかは」
「わからないわ」
「
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