暁 〜小説投稿サイト〜
魔法が使える世界の刑務所で脱獄とか、防げる訳ないじゃん。
第一部
第48話 脱出への希望
[1/3]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
琴葉「如何しましょうかね」
グレ「上は戦ってるよ〜。仁が戦ってる気配するし。でも三十パーセント本気で相手さんとの実力が互角っぽいから、オレが手伝う必要はないかなぁ」
琴葉「って言ってサボるんですか」
グレ「サボんないよ?」
琴葉「なら私の事、手伝ってくれません? 大変なんですけど」
グレ「無理」
琴葉「手伝って下さい」
グレ「無理」
琴葉「手伝って下さい」
グレ「無理」
琴葉「手伝って下さい」
グレ「無理」
琴葉「手伝わないで」
グレ「無理。あ」
琴葉「ふふ。引っ掛かりましたね」
グレ「ダァァアアアッシャァァァァァアアアアアアア????」
要「(嬉しいの? 悲しいの?)」
通路を瓦礫で閉ざされ、地上へ出る事が不可能な状況に陥ってしまった七人は、二つのグループに分かれて過ごしていた!
一つはどうにかして地上へ出る為に、壁をくり抜いて、上へ上がる道を作るグループ。
もう一つはグダグダ喋るだけのグループ。
因みに、前者のグループで活動しているのは琴葉だけである。あれ、グループってなんだっけ。
「此処の上は牢屋だった筈……響。肩車か抱っこ」
「「「「「ダァァアアアッシャァァァァァアアアアアアア????」」」」」
レン「っざけっんなッッッ! こんな変態メイドに任せて堪るかぁぁああ??」
シン「僕の方がメイドより身長は高いだろう?? 土台にされるのは癪だが僕にしろ??」
ハク「琴葉ちゃん、絶対間違ってるってぇぇええ?? 絶対このメイド変態????」
グレ「そーだそーだぁあ?? 変態メイド! いっつも琴葉ちゃんの着替えみて興奮してんだろぉお??」
要「琴葉に色目使ってんのはおまえだぁぁあああああああ????」
琴葉「響。はやく」
「「「「「ダァァアアアッシャァァァァァアアアアアアア????」」」」」
流行ってんの? マイブーム?? 鼓膜ブレイカーなの君たち???
これはNoside。だからナレーターに近いんだよ?
なんで普通に喋ってんの?? 前回見てみ???? 数行下見てみ??????
大・違・い。
響「……ほれ」
琴葉「ありが……ひゃっ??」
響が琴葉を肩車する為に屈んで、琴葉が肩に乗る。
そして立とうとした時、琴葉は?を赤らめ、上擦った声を出した。
響「ん? 如何したんですか? 琴葉サマ」
琴葉「なんか当たってる……! なにこれ」
響「何処に、どんなモノが当たってるんですかぁ?」
琴葉「え? あ……そのぉ……えぇっと……かたい、ものが……うぅ……」
響「固いものが?」
琴葉「ななななんでもない?? 早く作業するから、持ち上げて!」
今は少し壁を抉った所に響と琴葉は居る為
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ