暁 〜小説投稿サイト〜
ある晴れた日に
313部分:その日からその九
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ま電車に乗った。皆もであったが流石に同じ車両には乗らない。隣の車両の入り口のところに貼り付いてそのうえでガラス越しに二人を見ていた。
「ちっ、電車の中じゃ何もなしか」
「楽しくお話してるだけね」
「それだけかよ」
 皆その入り口の辺りに貼り付いてそのうえで話していた。
「何かよ、電車の中でもぐっとやれよな」
「そうそう、そうじゃないと面白くないじゃない」
「何がデートなんだよ」
「ったくよ、進まない話だな」
「どうなんだよ」
 そして不平まで言うのだった。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ