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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第135話:Wentos
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の浅はかな選択が数々の争いの悲劇を起こしてきた。レプリフォース大戦などはその最もたる例だろう?ならば、その選択は愚者ではなく賢者に任せてみるべきだと思わないか?」
「…ケッ、天才様の考えることは分かんねえな、俺には邪魔する奴は死ねって言ってるようにしか聞こえねえがな」
「…そう、私が目指す世界に平和を乱す愚か者の居場所はない。邪魔をするのならば、例え同胞だろうと斬る」
「愚か者ね…僕にはあんたが狂っているようにしか見えないけど…自分が認められない奴を全て無くそうなんて狂ってるとしか思えないよ」
「狂った…?ではお前は自分が何をしようとしているのか分かっているというのか?」
「…多分ね。どっちが悪くてどっちがいいかぐらいは分かるよ。」
ダブルバレットを構え、臨戦体勢となるアクセルにウェントスもダブルセイバーを構えた。
「私にも分かるとも…狂っているのはこの世界だ。私はこの世界を変えてみせる!!行くぞ、イレギュラーハンター!愚者に…死を!!」
バーニアを吹かし、エアダッシュでアクセルに迫るウェントスはダブルセイバーを振るう。
セイバーの斬撃をアクセルは咄嗟にダブルバレットで受け止める。
「アクセル!!」
アクセルを援護するためにルナもバレットを構えてリフレクトレーザーを放つ。
「ふん」
リフレクトレーザーをウェントスはエアダッシュで一気に上昇することでかわす。
「くっ!!上方向へのエアダッシュってこんなに厄介なのかよ!!」
殆ど溜めがないためにエアダッシュ直前の硬直を突くことが出来ないのが、HXアーマーとウェントス共通の厄介な所だ。
おまけにエアダッシュ後にもホバーを使えるために機動力では自分達より上だ。
「逃がすもんか!!」
それでも何とか食らい付こうとホバーでウェントスを追い掛けるアクセルだが、やはり機動力ではウェントスには敵わない。
「愚かな、そのような雛鳥のような動きで私に盾突くか!!舞い散れ!!プラズマサイクロン!!」
電撃を纏う竜巻を前方と後方に放つプラズマサイクロンH。
同名でもルインとは全く違う性質の技にアクセルはまともに喰らってしまう。
「うわっ!!?」
プラズマサイクロンHの直撃を受けたアクセルが撃墜され、地面に叩き付けられた。
「アクセル!!てめえ!!」
「遅いな…」
怒るルナの射撃を尽く回避するウェントス。
バーニアを吹かし、エアダッシュとホバーを駆使して縦横無尽に飛び回るウェントスの機動力はルナとアクセルの動体視力を上回っていた。
それはオリジナルのルインを上回り、かつてエックスが使っていた空戦特化型の強化アーマーであるファルコンアーマーに匹敵する程だ。
凄まじい速
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