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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第133話:Tenebrae
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辺りを見回したルナは、壁面のパネルに目を留めるとそらに近付き慎重に操作する。
「どう?解除出来そう?」
ルインはこういう作業を出来ないわけではないが、あまり得意ではない。
それに対してルナはハッキングも得意なので、順調に解除作業は進む。
「…ああ、これなら、何とかいけそうだ。少し待っててくれや」
カタカタとパネルを叩いていき、数分後にピーッという機械音が、扉とパネルの双方から鳴った。
「うわあ、早かったね」
「セキュリティが甘かったから…助かったよ」
セキュリティが甘いということは、来るなら来いということだろう。
この塔のボスの余程の自信が窺える。
「…でも、ここで立ち止まるわけにはいかないよな。行こうぜ、ルイン」
「うん、勿論だよ」
エレベーターに乗り込み、タイヤ型のメカニロイドが複数降ってくる。
「フリージングドラゴン!!」
LXアーマーに換装し、氷龍を召喚するとメカニロイド達をたちまち凍らせてしまう。
「トランスオン!!イグニス!!」
スキャンして出来るようになったイグニスに変身するとナックルバスターを構えて殴りかかる。
凍ったメカニロイドを粉砕すると次はエイプロイドとルインズマン。
「ルイン!!」
「分かってるよ!!」
意識を集中してオーバードライブを発動するルイン。
ハルバードに氷属性が付与され、ハルバードでエイプロイド達を斬りつけると、それだけでエイプロイド達の巨体は凍りついてしまう。
「喰らえ!ダブルチャージショット!!」
そしてXアーマーに換装して、ダブルチャージショットを放って凍結したエイプロイド達を粉砕する。
そしてルインズマンがルインを背後から攻撃しようとするが、ルナが間に割って入る。
「やらせねえよ!メガトンクラッシュボムを喰らいな!!」
ルインズマンをナックルバスターによる打撃と爆弾による攻撃で粉砕する。
やはり、イグニスのパワーは凄まじい。
こうも簡単に頑強なアーマーを持つルインズマンを破壊出来るのだから、オリジナルのイグニスよりも能力はナックルバスターのチャージショットは炎から爆弾に変化しており、ダッシュメガトンクラッシュとブラストボムが放てないなどやはり劣化しているが強力な形態であることに変わりはない。
発射される爆弾には当然、爆発機能があるのだから、そこには必然的に炎に準じた性能を有する。
それに、準ずるとはいっても威力自体は炎より爆発の方が上だが、雑魚を瞬く間に蹴散らしていき、ルインとルナは頂上に辿り着いた。
かつてゼロかクワンガーと戦い、破壊した場所に1人のレプリロイドが佇んでいた。
PXアーマーに酷似しているが、ヘッドパーツの形
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