暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第53話 アイスヘルへの航路は命がけ!?新たな仲間と激戦の予感!
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受けたグレイトレッグ達に外傷はなかった、だがグレイトレッグ達は体を痙攣させて動けなくなっている。


「今のはグレイトレッグ達の骨や関節を外したんですか?あんな数を相手にして全部の技を成功させるなんて……」
「ああ、大した集中力だ」


 同じように体恤で戦う小猫ちゃんが、滝丸の技量を見て信じられないといった表情を浮かべていた。才能はあると思っていたが予想以上だったな。


「イッセー、甲板の上滅茶苦茶になってるけどこれ大丈夫なの!?」


 グレイトレッグをビクトリールインソードで切り裂いたリアスさんが悲鳴を上げる。


「これぐらい慣れっこでしょう?ほら、まだまだ来ますよ!」


 海中から新たな猛獣が現れて俺達に襲いかかってきた。


「こんなの慣れる訳ないでしょう――――――ッ!!」


 リアスさんは悲鳴を上げながらも率先して猛獣に向かっていった。俺も負けていられないな!


「行くぜ、釘パンチ!」



―――――――――

――――――

―――


 猛獣達との戦いもようやくひと段落して俺達は甲板に座り込んでいた。


「はい、これで大丈夫ですよ」
「ありがとうな、お嬢ちゃん。もしよかったらこの旅が終わったら俺とデートでも…痛てぇ!?」
「はい、次の方どーぞ」


 怪我人も結構出たがそこはアーシアが力を発揮する、可愛らしいアーシアに癒された美食屋達は皆アーシアにメロメロになっていた。だからといってアーシアを口説こうとするんじゃねえよ。


「皆!あれを見て!」


 リアスさんが何かを見つけたらしくそちらに視線を移してみると、遠くにうっすらと大きな何かが見えてきた。


「等々来たか、アイスヘル……!」


 船が近づくに連れて大陸も大きくなっていき、すぐ近くまで来るとその大きさは圧巻の物だった。前に見たリーガルウォール並みの迫力だな!
 

「これがアイスヘルか、なんて荘厳な……」
「こ、これを登っていくのか!?」


 他の美食屋達もあまりの大きさに声を失っていた。ここを登るのはかなりきつそうだな……


「皆!上を見てくれ!」


 滝丸が何かを見つけたようで上を見上げてみる、すると棚氷の一部が崩れてこの船目掛けて落ちてきた。だがそのサイズは尋常の物ではなくこの船よりも遥かに大きい物だった。
 船の砲台で攻撃したがまったく効いていないようだ。


「ダメだぁ!ビクともしねぇ――――!?」
「逃げろ――――ッ!!」


 巨大な氷を見て美食屋達は逃げ出そうとした。だがここは海の上だ、逃げ場なんかどこにもない。ならば俺達がとる行動は一つだ!


「あの氷をぶっ壊す!祐斗!ゼノ
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