暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第53話 アイスヘルへの航路は命がけ!?新たな仲間と激戦の予感!
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……」
「そうね、アイスヘルに着くまで休息を取っておきましょうか」
「じゃあもう寝ましょうか。俺も限界ですし……」
俺達はベットに横になると全員直ぐに夢の中に旅立っていった。それから4時間ぐらいが経過して俺が目を覚ますと……
「ふみゅ……イッセー先輩……」
「すぅ……すぅ……」
「んんっ…イッセー君とようやく結ばれましたわ……」
「あん……イッセー君のエッチ……?」
「師匠……私もっと…強く……」
「ガジガジ……」
俺の上で小猫ちゃんとアーシアが仲良く眠っており、その横で朱乃さんとイリナが大きな胸に俺の手を挟み込んで寝ていた。そして俺の足を枕にしているルフェイが腕を突き上げて俺の股間を殴りゼノヴィアが足を噛んでいた……痛いんだけど。
というか俺は祐斗と一緒に壁側に寝ていたのにどうして真ん中に移動しているんだ?
「うふふ…やっと見つけたわ……私の王子様……」
「やった…凄いスクープよ……これで局長の鼻を明かせる……」
「ううっ……苦しい…リナリー…トスカ……助けて……」
祐斗の方に視線を移すと、寝ぼけたリアスさんとティナに抱き枕にされ胸に顔を沈めた祐斗が苦しそうにうめき声を出していた。
「はあ……少し外の空気でも吸ってくるか……」
俺は皆を起こさないようにズラしてベットから起き上がる。そして予め異空間から出しておいた駒王学園の制服を着て部屋から出ると甲板に向かった。
「もうすぐ日の出か……長い一日だったな」
ボーッとしながら日の出を見ていると背後から誰かに抱き着かれた。
「えへへ、おはようイッセー君」
「おはようイリナ、お前も起きたのか?」
「うん、イッセー君が外に行こうとしているときに目が覚めたから付いてきちゃった。それよりもこの服はどう?似合ってる?」
「ああ、よく似合ってるよ」
イリナはリアスさんに渡された駒王学園の女子用の制服を着ていた。流石に教会で用意されたというあのピチピチスーツだと目に嬉しい……じゃなくて目のやりどころに困るのでリアスさんに用意してもらったんだ。
しかしイリナがスカートを穿いているのって何だか新鮮な感じだな。昔は短パンだったから余計にそう思ってしまうのかもしれない。
「それにしてもいい景色だね」
「ああ、絶景だな」
俺の隣に立ったイリナと一緒に日の出を見ていると、イリナは何かを思いついたように両手を合わせた。
「そうだ!ねえイッセー君。二人で空の上に行こうよ!」
「空の上に?」
「うん!ここからでもあんなに綺麗な景色が見れるんだよ、上ならもっと凄い景色が見れるはずだよ」
ピョンピョンと楽しそうに跳ねながらそう言うイリナ、船から離れ
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