暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第53話 アイスヘルへの航路は命がけ!?新たな仲間と激戦の予感!
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ヴィア!」
「うん、任せて!」
「行くぞイッセー、祐斗!」


 俺の合図とともに祐斗、ゼノヴィアの三人で親父に使った飛ぶ斬撃の合体技を放った。それが氷に当たり大きな切れ込みを入れる。


「小猫ちゃん!イリナ!」
「先輩の期待に応えます!」
「張り切っていっくよ―――っ!」


 俺は次に小猫ちゃんとイリナを呼ぶと三人で跳び上がってパンチとキックのラッシュを放つ。


「オラオラオラオラオラオラァァッ!!」
「ニャニャニャニャニャニャァァッ!!」
「ホラホラホラホラホラホラァッ!!」


 俺達の攻撃によって氷は真っ二つに分かれて落ちていく。だがこのままでは片方の破片が船に当たってしまうな。


「リアスさん、朱乃さん!」
「準備はバッチリよ、イッセー!」
「うふふ、わたくしも大丈夫ですわ」


 俺は船の上に降り立ち二人の間に立つ。そして息を大きく吸い込み炎を吐き出して腕に纏わせた。


「フライング・レッドホット・フォーク!」
「滅びの魔力!」
「雷神の裁き(エル・トール)!』


 炎の形がフォークに変わり、リアスさんの放った滅びの魔力と朱乃さんが放った雷のエネルギーと纏まって巨大なフォークになり棚氷の破片を消し去った。


「アイスヘル……いきなり熱い歓迎だったな。だが所詮唯の氷だ、俺達の敵じゃない」


 俺は皆とハイタッチすると眼前の氷の崖を見あげた。


「必ずゲットしてやるぜ、センチュリースープ!」



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