第8話
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ーファス目掛けて放ち、セレーネのドラゴンブレスを防ぐ為にルーファスは再び結界を展開したがドラゴンブレスは易々と結界を破壊してルーファスに襲い掛かった!
「うおおおおおぉぉぉぉぉっ!?」
セレーネのドラゴンブレスを受けたルーファスは無数の氷の礫で全身から血を噴出させ、更にルーファスの全身のほとんどは凍結して、ルーファスは身動きすらできなくなった!
「明鏡止水――――我が太刀は生。見えた!――――うおおおおおっ!斬!!」
セレーネのドラゴンブレスを受けて瀕死かつすぐに動けない状態を見て好機と判断したリィンはその場で一瞬集中した後縦横無尽にかけながらルーファスに何度も斬撃を叩き込んだ後強烈な威力の回転斬りを放った。
「灰ノ太刀――――滅葉!!」
そしてリィンが太刀を鞘に収めた瞬間、鎌鼬が発生してルーファスに襲い掛かり、鎌鼬はルーファスの全身を切り裂いた!
「……………………?」
ルーファスは何故か一瞬で景色が変わった事に不思議そうな表情をしたが、眼下に頭部を失った自分の身体を見つけ―――
「おのれぇぇぇぇ―――!この私が”黄昏”が起こる前にこんな異国の地で果てるというのかぁぁぁぁ―――ッ!」
最後に絶命の言葉を口にし、憤怒と無念が混じったルーファスの生首はルーファスの遺体の傍に落ちた!
「ぁ……………………」
「―――エレボニア帝国クロスベル侵攻軍総大将ルーファス・アルバレア、メンフィル帝国軍リフィア皇女親衛隊所属にしてユミル領主の息子、リィン・シュバルツァーが討ち取ったり。」
ルーファスの絶命にアルティナが呆然としている中ルーファスの遺体の背後にいるリィンは静かな表情で宣言して太刀を鞘に収めた。するとその時ワルター中将達の殲滅とブリッジの制圧を終えたデュバリィ達が突入してきた。
「なっ!?こ、これは…………」
「…………どうやら今回の戦いの一番の大手柄は”灰色の騎士”達のようだな。」
「フフ、恐らくここに先回りしてルーファス・アルバレア達を撃破した様子だから、彼らの方はルーファス・アルバレアは離脱する考えに賭けて、その”賭け”に勝ったみたいね…………」
絶命しているルーファス達や戦闘不能に陥ったアルティナの様子を見たデュバリィが驚いている中、アイネスは感心した様子でリィン達を見つめ、エンネアは苦笑していた。
「ハハ…………これで正真正銘二度と”Z組”に戻れなくなったな…………”C”の仮面を取って素顔を表す事を決めたクロウもこんな気持ちを抱いていたのかもしれないな…………」
「「兄様…………」」
「お兄様…………」
「シュバルツァー…………」
寂しげな笑みを浮かべて呟いたリィンの様子をエリゼ、エリス、セレーネは心配そうな表情で見つめ、デュバリィは複雑そうな表情でリィンを見つめていた。
「オラ!何をしけたツラ
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