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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第7話
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そして空の戦いはエレボニア帝国軍の空挺部隊はヴァリマールとヴァイスリッターを加えたメンフィル・クロスベル連合の猛攻によって次々と撃破され、残るはパンダグリュエルのみとなり、ヴァリマールとヴァイスリッターがパンダグリュエルに近づくと甲板に待機していたアハツェンが砲口をヴァリマールとヴァイスリッターに向けた。

〜パンダグリュエル・甲板〜

「これ以上この艦に近づかせるな!撃ち落とせ―――ッ!」
「イエス・サー!!」
指揮官の指示によってアハツェンの砲口は一斉に火を噴いて砲弾はヴァリマールとヴァイスリッターに襲い掛かり、爆発による煙に包まれた。
「やったか…………!?」
ヴァリマールとヴァイスリッターが爆発に巻き込まれる様子を見た指揮官は自身の望み通りの展開になっている事を口にしたが爆発による煙が晴れるとそこにはヴァリマールの前に出て障壁を展開しているヴァイスリッターの姿があり、障壁によって砲撃を全て防がれたことによって2体は無傷であった!
「ば、馬鹿な…………!?無傷だと…………!?」
「く…………っ、もう一度集中砲撃だ!」
無傷で現れた2体を見た軍人が驚いている中指揮官は再び指示を出そうとしたが
「八葉一刀流七の型―――無想覇斬!!」
「あ――――」
ヴァリマールが一気に詰め寄って抜刀によって無数の斬撃波を発生させる奥義をアハツェンの部隊に叩き込んだ。するとアハツェンは一台残らず大爆発を起こして炎上し始めた!
「ど、どうして”灰の騎士”が…………敵に…………」
「ううっ…………」
爆発に巻き込まれたりヴァリマールの斬撃によって多くの正規軍の軍人達の命が失われた中、辛うじて生き残った数人の軍人達はそれぞれ重傷を負った様子で甲板に倒れて呻いていた。その後ヴァリマールとヴァイスリッターがそれぞれ甲板に降り立つと”ヴァリアント”や”フォーミダブル”の甲板に待機していたメンフィル・クロスベル連合軍が甲板に描かれていた巨大な転移魔法陣によってパンダグリュエルの甲板に転移した!

「よぉし、鬱陶しい蠅共は片づけた!次はエレボニアの連中の生身に俺達クロスベルに手を出そうとした愚かさを思い知らせてやるぜぇぇぇぇ―――ッ!」
「メンフィルもクロスベルに後れを取るな!この戦いは同胞達に手を出した挙句謝罪すらもしなかった傲慢なエレボニアの愚か者共に余達メンフィルの”怒り”を思い知らせる戦いの始まりだ!誇り高きメンフィルの(つわもの)達よ!その”力”、存分に震うがいい!!」
「「総員、突撃!パンダグリュエルを制圧せよ!!」」
「オオオオオォォォォォォォ――――――ッ!!」
軍人達と共に甲板に現れたギュランドロスとリフィアは号令をかけ、二人の号令にメンフィル・クロスベル連合はそれぞれの武装を空に向けて掲げて力強く答えた後次々とパンダ
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