第7話
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アリアル!!」」
「吹き荒れよ―――ハリケーンブリザード!!」
後方でオーブメントを駆動させていた領邦軍の兵士達はリィン達の後方にいるセレーネ達に竜巻を発生させるアーツを放ったがセレーネは瞬時に自身の周囲に猛吹雪を発生させる魔術を発動させて二重の竜巻を吹き飛ばし
「ついてこれるか?そらぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ぐああああああっ!?」
セレーネが竜巻を吹き飛ばすとフォルデが領邦軍の一人に華麗な槍舞を叩き込むヴァンダール流の槍のクラフト―――スピアダンサーを放って絶命させ
「漆黒の闇槍よ―――死愛の魔槍!!」
「ぐうっ!?」
「今ですわ!」
「はい!―――セイッ!!」
「ぐ…………あ…………っ!?」
メサイアは漆黒の闇槍を放つ魔術でもう一人の領邦軍の兵士を怯ませ、メサイアとリンクを結んでいるエリスが怯んでいる兵士に詰め寄って細剣による斬撃で兵士の首筋を切り裂いて絶命させた!
「いっちょ上がりっと。領邦軍がこっちにいたって事はもしかしてこの周辺が”アタリ”か?」
「…………そうですね。領邦軍の中でも”アルバレア公爵家”に忠誠を誓っているクロイツェン州の領邦軍がいたのですから、その可能性は十分に考えられると思うのですが…………」
「―――うふふ、まさにその通りよ♪」
フォルデが呟いた推測にリィンが考え込みながら答えかけたその時ベルフェゴールが転移魔術でリィン達の目の前に現れた。
「ベルフェゴールさん、”まさにその通り”という事は緊急離脱用の飛行艇がこの近くに…………?」
「ええ、既に兵士達が脱出の準備をしていたから、敵将が来る前にまずは兵士達の殲滅をした方がいいと思うわよ。」
「わかった。すぐに頼む、ベルフェゴール。」
「了解。」
「みんな、いつでも戦闘が始められるようにだけしておいてくれ!」
「「「「はいっ!」」」」
「おう!」
そしてリィン達はベルフェゴールの転移魔術でその場から消えて脱出用の飛行艇が停泊している格納庫に現れた後脱出の準備をしていた兵士達に奇襲して殲滅した。
一方その頃デュバリィ達”鉄機隊”はメンフィル・クロスベル連合がエレボニア帝国軍の兵士達と艦内での戦闘を繰り広げている中、戦場を駆け抜けて自分達の先を阻む兵士達を凄まじい速さで撃破しながらブリッジに突入していた。
〜ブリッジ〜
「ルーファス・アルバレア!その命、”鉄機隊”である私達がもらい受けますわ!」
「な、なんだ貴様らは!?」
「て、”鉄騎隊”だと…………?」
「”槍の聖女”が率いていたというあの…………?」
ブリッジに突如現れて宣言したデュバリィに対してワルター中将を始めとしたブリッジにいたエレボニア帝国軍は困惑していた。
「へ…………ルーファス・アルバレアがいない…………?」
「あ
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