第7話
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トの一人―――レーグニッツ知事の息子であるマキアスがレーグニッツ知事に対する脅迫を考えたアルバレア公による指示で不当な理由で逮捕されて領邦軍の詰所の地下の牢屋に監禁されたんだが…………俺達が地下水道を使って牢屋から解放したマキアスと共に脱出しようとしたんだ。まあ、途中で領邦軍が放った軍用魔獣で足止めをされて領邦軍に包囲されたんだが…………その時はサラ教官が呼んできたルーファスさんがサラ教官と共に現れて俺達を捕えようとした領邦軍を撤収させたんだ。」
「バリアハートでそのような事が…………」
「バリアハートでの”特別実習”…………わたくしとお兄様達が出会う前にあった”特別実習”で当時仲が相当悪かったユーシスさんとマキアスさんが和解するきっかけになった件ですか………」
「おいおい…………ユミルの件以外でもそんなアホな事をしていたのかよ、アルバレア公爵は。仮にも”四大名門”の一角の当主だろ?」
「”四大名門”以前に帝国貴族として相応しい方ではなかった人物のようですね、アルバレア公爵は。」
リィンの説明を聞いたエリゼは厳しい表情で領邦軍を睨み、セレーネは静かな表情で呟き、フォルデとステラはアルバレア公爵の愚かさに呆れていた。
「黙れ!公爵閣下に対するその口のきき方、不敬であるぞ…………!」
「ユーシス様の同期生―――エレボニアの名門士官学院であるトールズの学生であった何故貴様がこの場に…………―――!そのメンフィル帝国の紋章が刻み込まれた軍装…………まさか貴様、祖国を裏切ってメンフィル帝国に寝返ったのか!?」
アルバレア公爵に対して悪く言うステラとフォルデを領邦軍の一人が睨んでいる中、かつてバリアハートでリィン達を拘束しようとした領邦軍の一人はある事実に気づいてリィンを睨み
「そもそもトールズの学生だからとはいえ俺がエレボニア帝国の出身であると思っていた時点で大きな間違いだ。俺は元々”メンフィル帝国の貴族”だから、祖国を裏切るような事はしていない。―――みんな、行くぞ!」
「おおっ!」
睨まれたリィンは静かな表情で反論した後号令をかけてエリゼ達と共に領邦軍との戦闘を開始した!
「喰らえ――――!」
「風よ、散れ―――ウィンドバレット!!」
「ぐあっ!?」
「ががっ!?」
領邦軍の数人はリィン達に銃口を向けて銃撃を放とうとしたがそれよりも早く既にライフルの銃口に風の魔力エネルギーを溜め終えていたステラが放った風の魔力を込めた弾丸で範囲攻撃するクラフト―――ウィンドバレットを受けて怯み
「そこだ!二の型―――疾風!!」
「二の型・改―――雷鳴剣!!」
「ぐふっ!?」
「があ…………っ!?」
ステラの攻撃で敵達が怯むとリィンとエリゼはそれぞれ電光石火の斬撃で敵達の急所を突いて絶命させた。
「「アークス駆動―――エ
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