星々は御旗の下に
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はいはい悪かった悪かった俺が悪かった。お前は休んでいいぞ、二時間な。そこからまた二十二時間頑張ってくれ。その後に一日休みをやろう」
「悪魔……」
「あ? なんだって……?」
目の下に隈のついたシロウに睨まれ、ジョナサンは閉口した。そういえば既に二日間ぶっ通しで働いていた、この男は。食事は片手で、排泄は二日間で十分以内。BOSSに文句が言えない。
やれやれとシロウは嘆息して、椅子に腰かける。そんな彼を取り囲む兵士たち。次々と報告やら指示を請う声に取り憑かれ、シロウの眼が死ぬ。
「――BOSS! BOSS!」
そんな時に、一人の兵士が駆け込んできた。嘆息して椅子から立ち、自分を呼ぶ兵士の方へ向く。
そして右目を見開いた。その兵士は、マクドネルのバディだったのだ。
「何があった?」
彼は捲し立てた。敵拠点の正確な位置を掴んだ事、そこで出会ったサーヴァントの事、そして――捕虜となった人間の《《用途》》。マクドネルが脱出出来ていない事。
捲し立て、電池の切れた機械のように、その兵士は昏倒した。伝えねばならない事を全て伝え、使命感でなんとか疲労を誤魔化し戻ってきたはいいが、ついに気力が尽きてしまったのだろう。
シロウは五秒ほど沈黙して考えを纏め――決断を下す。
「伝令、東部基地に向かった李書文とジェロニモを追いかけ、奴らを北部に向かわせろ。東部のエドワルドには悪いが暫くネロだけで凌がせる。代わりに北部からスカサハと春を呼び戻せ。スカサハを俺の代理として本営に置く。春は俺の供だ」
マクドネルの戯けを救出に向かう、と――
シロウはそう、断言した。
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