295部分:空と海その二十八
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け酷いものであった。
「大丈夫か?」
「汗かきすぎだろ」
「汗かくのは平気なんだよ」
しかし彼はこう皆に言うのだった。やはり全身汗だらけで脱水症状になりそうな程だ。
「それよりもな」
「またギターかよ」
「ああ、これな」
その背負っているギターである。何故彼が他の人間より汗をかいているかというとやはりそのギターを背負っているせいだ。だからである。
「これだけはな。放すことができないからな」
「けれど暑いでしょ」
竹山が彼に対して問うてきた。
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