フェンリルとガルム
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間に合わず、チビは魔法使いに殺されてしまった。
だが残念なことに魔法使いがモンスターを殺すのはこの世界では当たり前なため魔法使いが罪に問われることはない
魔法使い「何だガルム?何か用か?あっ、お前もさっきのヘルハウンドをいたぶりたかったんだろうが俺が先に… 」
そして
ザシュンッ!!
ガルムは魔法使いの顔を切り裂いた!!
魔法使い「ぎゃあぁーっ!?な…何すんだよお前!? 」
ガルム「何すんだよだと、テメェら魔法使いは滅ぶべきなんだよ!! 」
ザシュシュッ!!
魔法使い「ぎゃあぁーっ!? 」
ガルムは魔法使いを殺害し、禁獣となった。
その後、ガルムは討伐隊から逃げる生活を送っていたのだが
フェンリル「ガルム! 」
ガルム「フェンリル! 」
討伐隊に加わっていたエレナの召喚獣であるフェンリルがガルムと遭遇した。
ガルム「フェンリル、実はな… 」
自分と同じく魔法使いによって辛い目に遭わされたと思っていたガルムはフェンリルに接しようとするが
フェンリル「ガルム、お前に何が起きたかは知らぬがお嬢には俺から伝えてやるから共にお嬢の召喚獣となれ 」
ぴたっ
ガルム「フェンリル、いま何を言いやがった 」
フェンリル「お嬢の召喚獣になれとだが… 」
すると
ガバァッ!!
ガルムがフェンリルに襲いかかった。
フェンリル「何をするガルム!? 」
ガルム「うるせぇ!!俺は二度と魔法使いなんかの召喚獣にはならねぇ!!二度と俺に召喚獣になれだなんて言うんじゃねぇ!!あばよっ!! 」
バッ!
フェンリル「ガルム!? 」
そしてガルムはフェンリルの前から去っていった。
その後
ザシュンッ!!
ギャウッ!?
ザシュンッ!!
ピギャーッ!?
ガルム「俺にとって召喚獣は全て敵だ!! 」
ガルムは召喚獣を次々と殺害していった。
それから討伐隊から身を潜めるため悪魔界にある深い森に住むようになると
ザッ!
ガルム「何だテメェら 」
ガルムの元に同じく魔法使いから虐待を受け続けたバイコーン、ヘカトンケイル、そしてもう一体がガルムの噂を聞き付け仲間となった。
その後、ガルム達は現れたヨナルデの話に乗り魔法使いに復讐するため人間となったのだった。
フェンリル「あの時、俺がお前を止めていれば少なくとも召喚獣殺害は食い止められただろう 」
ガルム「あぁ、あの時のテメェの顔は今でも覚えてるぜ。俺が虐待を受け続けている間、テメェが優しい主人に愛犬のごとくしつけられてる姿をよ!! 」
エレナ「虐待ですって…! 」
魔法使いが鍛練以外で召喚獣を痛め付けすぎるのは規則違反である
その事はもちろんエレナも知っていた。
ガルム「だからテメェが大事にしてもらってやがる 」
シュッ!!
ガルム「主人を真っ先に殺してやるよ!!
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