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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第130話:Teacher
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な腕になりてえわけじゃねえだろ?」
ルナの言葉にエックスが頷くとルナはテキパキとバスターの回路を携帯していた工具を使って修理していく。
何せエックスが最も使いこなせる武器は言うまでもなくこのバスターだ。
特殊武器の大半もバスターを使って放つので、バスターを失うのは絶対に避けたい。
ゼロの場合はZセイバーが大半の必殺技に使用されるのでバスターを失っても大した損失ではなかったが。
「よし、出来た。」
「ありがとうルナ」
腕にはまだ違和感があったが、気にするほどではないためにエックスはルナと共に電波塔の頂上を目指す。
どうやらメカニロイドのコアと先に進むための道がある真上にあったシャッターが連動していたらしく、再び壁蹴りで駆け登ると、再び駆ける。
途中で電磁バリアを展開しているバウンディングを発見した。
「あ、バウンディングだ。」
『バウンディングは静止している間は電磁バリアで攻撃を無力化するわ』
元レプリフォース…軍人であるためか、イレギュラーの能力解析に優れているアイリスが通信を寄越す。
それを聞いたエックスが動いた瞬間にスナイプミサイルを発射して破壊した。
「お見事」
「よし、先に進もう」
立ちはだかる敵を倒しながら遂に電波塔を乗っ取ったボスが現れた。
それは玉葱を模した恰幅の良い男である。
「デボニオン?」
そう、奥にいたのはルナのレッドアラートの顔見知りの1人のデボニオンであった。
しかし何時もは陽気な彼の様子がおかしい。
「デボニオン…確かレッドアラートの穏健派の1体だったな?大人しく…」
「エックス…と…ルナ…ダスな?」
エックスの言葉を遮り、彼は雷の渦を纏いながら苦しそうに立ち、顔面には脂汗が浮かんでいる。
「頼みがあるダス。アクセルと一緒に…オラ達を…レッドを止めて欲しいダス…」
「!?どういうことだ?」
「センセイの…改造を受けて…オラ達は…」
「センセイ…?センセイって奴がお前達にDNAデータによる強化を!?」
「何?ルナ、それはどういう…」
その言葉にエックスがルナに尋ねるが、事態は最悪の展開を迎える。
「止まれないダス…コントロール出来ないダス…お願いダス。自分でなくなる前に救ってほしいダスー!!」
デボニオンがエックスに襲い掛かる。
「くっ!!」
「エックス!詳しい話は後にする。今はデボニオンを倒そう!!」
「…分かった!!」
回転し、電磁竜巻を起こしながら迫ってくるデボニオンから必死に距離を取ってエックスとルナはフルチャージショットとリフレクトレーザーで攻撃するものの。
「弾かれた!?」
電磁竜巻の流れでエックス達の
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