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異世界は神皇帝と共に
第2巻
新たな拠点
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軒家が建つと同時に、プトレマイオス神国からゲートでやってきた女性隊員と男性隊員。服装は様々あり、例えばメイド服を着た女性隊員もいればコックや庭師をやってる男性隊員も。

ここ王都は城を中心にして、内周区と外周区に分かれている。内周区は王族や貴族に大商人が住んでいて、川を挟んで外側に外周区が存在してる。外周区には東西南北の区が存在してて、北は湖があるので北区は存在しない。

「西区である富裕層が多く住むエリアに土地だけもらえるとは有難い事だ」

「ご主人様。内装も完璧になりましたので確認をお願いします」

俺はメイドに連れられて玄関から入るが、やっぱ現代風な屋敷の方が落ち着くわ。キッチンに大浴場、各部屋を見せてもらってから余った土地を使って鍛錬場とレース場も創った。

拠点D×Dより小さいがこのぐらいだろうよ。それに一度下賜されたのを返すのは失礼に当たる。相手のメンツを潰す事にもなりうる、セキュリティに関しては二十四時間監視カメラとオートマトンが走り回っている。

最初土地だけもらって魔改造する時も驚いてたが、王金貨二十枚もらった事も相当驚いてた三人娘。王金貨は白金貨の上の貨幣で、王金貨一枚で白金貨十枚だからなのか余り出回らない貨幣だからとか。

「俺らで言う二千円札みたいな感じか」

「分かりやすい例えですね。王金貨一枚で一千万、全部で二億円と土地を貰える事は安いか高いかで聞かれたらどう答えます?」

「うーん難しい質問だな。王金貨もアイツのポケットマネーらしいし、まあいいとして全部揃ったのならアイツらを呼ぶとしよう」

「では俺達は事前に言われた配置に立ちますか」

で、ユミナ達一行に準備完了と言ったので関所まで来てもらい登録を済ませてから俺がいる玄関まで来た。

「ここが一真さん流の家なのですね。気に入りました」

「そういう事だ。ま、デカい家だが掃除の事は気にすんなよ。五人で暮らしたとしても変わらないのだから」

「「「え?」」」

三人娘は予想内の反応をする。

「あの・・・・一真さん?五人って拙者達もここで暮らしてもいいでござるか?」

「何言ってるのやら。ここは我が領土となったのだし、今更五人増えても変わらないだろう?それに俺は既婚者だ、土地はアイツからくれたが家はプトレマイオス流に魔改造している。ユミナと一緒に暮らす家の為に建てた訳じゃないし、ここが拠点として住むのだから一緒に住むのは当然だとは思わないのか?」

「そ、そうなの?」

「一真さんには何でもお見通しな訳ですね」

「やはり大御所は違いますし、聞いた話では側室もここに住むのであれば私達が住んでも変わりないでしょうから。ここは一真さんの言う通りにしましょうか」

玄関から入るとメイドが一斉整列して挨拶
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