第十幕その七
[8]前話 [2]次話
「ヘンリーおじさんとエムおばさんのワインに入れる為に」
「そうだったの」
「それで来たらね」
「私に会ったのね」
「そうなの、会えるかもって思ってたら」
「会えたわね」
「ええ、本当に今世界樹に来てるなんてね」
ドロシーはポリクロームに微笑んで応えました。
「これも神様が会わせてくれたのね」
「そうよね、本当にね」
笑顔で応えたポリクロームでした。
「オズの神々のね」
「本当にね」
「そう、それでだけれど」
「どうしたのかしら」
「世界樹のお花を手に入れるとなると」
このことからでした、ポリクロームは考えて言いました。
「頂上まで行くのよね」
「そのつもりよ」
ドロシーはポリクロームに答えました。
「これからね」
「そうよね、それじゃあ」
ポリクロームはドロシーのお話を聞いて考えるお顔になってでした、そのうえでドロシー達に言いました。
「私も一緒に来ていいかしら」
「ええ、いいわよ」
笑顔で、です。ドロシーはポリクロームに答えました。
「それじゃあね」
「ええ、じゃあね」
ポリクロームはドロシーの返事を聞いて自分と同じ虹の妖精達にお顔を向けてそれで言ったのでした。
「これからね」
「ええ、頂上に行くのね」
「この世界樹の」
「そうするのね」
「そうしたいけれどいいかしら」
こう皆に尋ねるのでした。
「これから」
「ええ、いいわよ」
「折角ドロシー王女とお会い出来たんだし」
「だったらね」
「一緒に行けばいいわ」
「ええ、じゃあね」
皆の返事を聞いてでした。
ポリクロームはドロシー達に笑顔でお顔を戻して言いました。
「頂上まで宜しくね」
「それでは今からね」
「それで頂上まで行って」
「世界樹の花を手に入れてね」
ドロシーはポリクロームに答えて言いました。
「そうしてね」
「それからはどうするの?」
「世界樹を降りて」
そうしてというのです。
「エメラルドの都に歩いて戻っていくわ」
「じゃあ私はその途中でね」
「ここに戻るの」
「そうしようかしら」
ポリクロームがこう言うとでした。
「戻る時にね」
「ええ、そうしたら?」
「私達暫くここにいるから」
「この層で遊んでいるから」
「戻ってくればいいわ」
「それじゃあね」
虹の妖精達の返事を聞いてでした、ポリクロームも決めました。そうしてです。
一行にポリクロームも加わりました、そのうえで冒険を再開しましたがこの時にポリクロームは新法達に言いました。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ