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ある晴れた日に
29部分:噂はそよ風の様にその六
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 野茂と坂上もそれを聞いて声をあげる。
「嘘をついても騙しても平気なんだよ。全然に」
「そういう奴がマジ世の中にいるのかよ」
「おっそろしいな、そりゃな」 
 不良じみている坪本や佐々もそれについてはこう言うのだった。
「そういう人がまあ。漫画とか映画にあるみたいなね、残酷な事件を起こしたりするんだよね」
「悪事をしても何も思わないからなのね」
「他にも色々な理由があるけれどね」
 今度は凛に答えた。
「大体ね。そうだよ」
「じゃあ今回もひょっとしたら」
 静華は顔を暗くさせた。
「そういう奴がやってるってこと?」
「冗談じゃないわよ、そんなの」
 茜は顔を顰めさせている。

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