29部分:噂はそよ風の様にその六
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
野茂と坂上もそれを聞いて声をあげる。
「嘘をついても騙しても平気なんだよ。全然に」
「そういう奴がマジ世の中にいるのかよ」
「おっそろしいな、そりゃな」
不良じみている坪本や佐々もそれについてはこう言うのだった。
「そういう人がまあ。漫画とか映画にあるみたいなね、残酷な事件を起こしたりするんだよね」
「悪事をしても何も思わないからなのね」
「他にも色々な理由があるけれどね」
今度は凛に答えた。
「大体ね。そうだよ」
「じゃあ今回もひょっとしたら」
静華は顔を暗くさせた。
「そういう奴がやってるってこと?」
「冗談じゃないわよ、そんなの」
茜は顔を顰めさせている。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ