第4話
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い気持ちはロイド先輩達と同じですから、気にしないでください。それとその…………不謹慎ですが嬉しくも思っているんです。戦争のお陰で憧れのあの”特務支援課”に期間限定とはいえあたしまで配置されてロイド先輩達と一緒に働けるんですから…………!」
謝罪されたユウナは謙遜した様子で答えた後表情を輝かせながらロイド達を見回した。
「ハハ…………いつも言っているが、ユウナは俺達の事を持ち上げ過ぎだよ。」
「ま、最初からやる気満々なのははいい事だし、顔見知りの後輩だったらすぐに俺達も馴染めるだろうから、いいんじゃないか?」
「…………ですね。もしかしたら、ヴァイスさんはその点も考えてユウナさんの配置を”特務支援課”にしたのかもしれませんね。」
「フフ、そうね。―――それよりも新しいメンバーも増えたことだし、支援要請を確認した後市内や市外を回りながら知り合いの人達に挨拶をしていかない?」
「賛成〜!それとユウナの歓迎パーティーもしないとね!勿論メインの料理はダブルキーアちゃんお手製の鍋で!」
「シャマーラ…………未来のキーアはともかく、私達よりも年下のキーアに歓迎パーティーの料理を作らせる事に何とも思わないのですか…………」
「えへへ、キーアもみんなみたいに新しく来たユウナの為に何かしたいと思っていたから、シャマーラの提案はむしろ大歓迎だよ〜♪」
「フフ、後で一緒にお買い物に行こうね♪」
エリィの提案に続くようにある事を提案したシャマーラにエリナが呆れた表情で指摘している中二人のキーアはそれぞれ無邪気な笑顔を浮かべた。
「わあ…………っ!噂のキーアちゃんの手料理―――それもお鍋はあたしも機会があれば食べたいと思っていたの!ありがとうね、キーアちゃん♪」
「えへへ………」
ユウナは嬉しそうな表情を浮かべて隣に座っているキーアを抱き締め、抱き締められたキーアは嬉しそうな表情を浮かべ
「ハハ…………―――さてと。まずは端末に来ている”支援要請”を確認するか。」
ユウナの様子を微笑ましそうに見守っていたロイドは仲間達に仕事の開始を告げた後新たなメンバーであるユウナを加えていつものように”特務支援課”としての活動を開始した――――
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