第4話
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たことを説明した。
「エレボニア帝国に伝わる”巨いなる騎士”ですか………私もエレボニア帝国に留学していた頃、そのような伝承が書かれている書物を読んだ事もありましたけど、まさか実在していたなんて…………」
「その”騎神”って一体どんな存在なんだろうね〜?」
「”神機”のように操縦する事ができる上、自我まであるとの事ですから、ひょっとしたら結社の”神機”はその”騎神”とやらを参考にして作られたかもしれませんね。」
「ええ…………それを考えるとひょっとしたらレンさんが結社から奪い取った”パテル=マテル”の誕生も関係しているかもしれませんね。」
”騎神”の存在を知ったエリィやシャマーラ、エリナとティオはそれぞれ考え込み
「しかもそのリィンって人はあのオリヴァルト皇子が発足した士官学院の特別クラスの生徒達のリーダー的存在か…………もしかしたら、2度目の襲撃の目的はその”騎神”という戦力を手に入れる事と”Z組”のリーダー的存在である彼を”Z組”から離す事で、自分達に反抗する勢力の一つである”Z組”の動きを封じ込める事だったかもしれないな。まあ、貴族連合軍がその”Z組”という存在をそこまで脅威に思っていたかどうかに疑問は残るが…………」
「ま、少なくとも貴族連合軍にとっては無視できない存在だったんだろうな。実際、内戦終結の鍵はその”Z組”だったらしいしな。そういや未来の方のキー坊はそのリィンって野郎の事を知っているのか?」
ロイドの推測に同意したランディは未来のキーアにリィンの事を訊ねた。
「うん。リィンは内戦とこれから起こる戦争を経験して”剣聖”になるんだ。あ、それとリィンはロイドみたいにたくさんの女の人達と結婚していて、その相手の中にはエリゼやエリゼの妹のエリスもいるよ〜?」
未来のキーアはリィンの事について答え、何気に未来を口にしたキーアの発言にロイド達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「またさり気なく未来のネタバレをしていますよ、未来のキーア…………というか兄妹揃って”剣聖”とか、アネラスさんが知ったら驚くでしょうね。」
「つーか、ロイドみたいにハーレムを築いている上、そのハーレムの中にはエリゼちゃんとエリゼちゃんも含めた兄貴族―――いや、シスコン兄王だと〜〜!?畜生、要するに女関係はロイドやリア充皇帝達みたいなリア充野郎かよ!?」
「いや、そこで俺まで例に出すとか意味わかんないだが…………そ、それよりもキーア。そのリィンって人がこれから起こる戦争―――メンフィル・クロスベル連合とエレボニアとの戦争に参加するって事はまさかそのリィンって人はエレボニアとの戦争に参加するのか?」
我に返ったティオはジト目で指摘した後自分が知る”八葉一刀流”の人物の一人を思い浮かべ、ランディはリィンの女性関係に嫉妬して悔しそうな表情で声を上げ
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