暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第3話
[6/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
メサイアって娘みたいにご主人様の使い魔の一人になったからよろしくね♪」
そしてベルフェゴールが口にした驚愕の事実にその場は凍り付いた!

「という訳でご主人様、後は説明お願いね〜。」
「ちょっ、ベルフェゴール!?戻るならもっと詳しい説明をしてから戻ってくれ…………!」
その場にいる全員が我に返る前にベルフェゴールはリィンの反論を無視してメサイアのようにリィンの魔力と同調してリィンの身体の中に入り
「…………リィン・シュバルツァー。一体どういう事なのか、詳しく説明してもらおうか?」
「はい…………」
ベルフェゴールがリィンの身体の中に戻ると大剣を鞘に収めたゼルギウスがリィンに近づいて真剣な表情でリィンに事情の説明を要求し、要求されたリィンは疲れた表情で頷いた。そしてリィンはエリゼ達にベルフェゴールとの使い魔契約の経緯を”勝負内容”である”性魔術”の部分を誤魔化して説明した。

「ええっ!?という事は本当に先程の魔神――――ベルフェゴール様がリィンさんの”使い魔”になったのですか!?それも戦闘が発生することもなく…………」
「は、はい…………いや、ある意味”戦闘”と呼ぶべき”行為”を行った事は否定できませんが…………」
事情を聞き終えて驚いているペテレーネにリィンは疲れた表情で答え
「え…………?――――――!は、はわわわわわわ…………っ!?そ、その”行為”って、もしかして…………!」
「…………まあ、ベルフェゴール殿が睡魔族であることを考えると、確かにその”行為”はある意味”戦闘”と呼ぶべきかもしれませんわね…………というか、睡魔族の中でも王族種で、それも”魔神”の彼女相手にその”行為”で勝利して彼女を従えたリィンさんは驚嘆に値する存在かもしれませんわね…………」
「やれやれ…………とんだ人騒がせな話だ。」
「そのような細かい事は気にするな!―――それよりもよくぞ”魔神”を従えた!余もお主のような下僕をもって誇らしいぞ!」
リィンの話を聞いてリィンとベルフェゴールが性魔術をした事をすぐに察したペテレーネは顔を赤らめて慌て、シグルーンは苦笑し、ゼルギウスは呆れた表情で溜息を吐き、リフィアは自慢げに胸を張ってリィンを称賛し
「殿下直々よりお褒めの言葉を頂き、恐縮です…………」
称賛されたリィンは気まずそうな表情で答えた。

「―――リフィア殿下、今回の騒ぎに関しての陛下達への報告や警戒態勢を解く必要がありますので、後の事は当事者達同士に話し合ってもらいましょう。」
「ぬ?――――――!!そ、そそそそ、そうじゃな…………!という事でリィンよ、此度の騒ぎ、お主に非はない事は理解しているから罰するつもりはないから安心してよいぞ!行くぞ、ゼルギウス、シグルーン!」
シグルーンに指摘されたリフィアは一瞬何の事かわからなかっ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ